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【料理日記】キビナゴ祭り


私は、魚を猛烈に食べたくなって、東京ドームシティ内にある魚屋へと足を運んだ。

そこには、数々の海産物があり、少々値の張るものも多くあった。
年末年始だからだろうか。

種類豊富なカニがあり、そのどれもがロシア産であった。
それをみて、戦争について考え、少し心が傷んだが、カニさんが海の底でフラフラと魚をパクパクしているところを捕まってしまったという情けない光景を思い浮かべて、すぐに明るい気持ちになった。

人間もふらふらしながら魚をパクパクするだけなら平和だよね。

店内を巡ること10分、300円で購入したのがこちらのキビナゴだ。


めっちゃたくさんいる


はまぐり1個の値段と一緒だった。

あまりにもあの貝高すぎるだろ、でもあれより高いアワビとかいうやつも置いてあった。
アワビ1個で、キビナゴの箱が5個も買える。
アワビ好きっていう人いるけど卑猥かつ硬いってのが良いのかな。
あれって存在するだけで何かのメタファーになってるよね。
黒くても白くてもいいと思う。

と年相応なスケベなことを考えながら料理を作ろうとしてできたのがこちらだ。


なんかきたない


あまりにも見栄えが悪くてまいっちゃう。
料理のセンスを疑っちゃう。
でも素材の旨みがあっておいしかった。

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