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[12][Laputa]翔〜カケラ〜裸

中学生の頃に夢中になっていたバンドです。
Laputaというバンドです。名古屋発のビジュアル系バンドですね。
Break Out系のバンドとかが流行っていた中で、このLaputaとROUAGEという2バンドは最後まで我が道を歩んだバンドという印象なんですよね。
時代に乗っかるって事はしないで、自分達のカラーを守り続けた偉大なバンドです。
ROUAGEについては、またの機会で語りたいですね。
今回はLaputaです。
ボーカルのakiさんの伸びやかな中性的な声やライブでのシャウト。
ギターのKouichiさんの独特な音使いとメロディーメイカーとしてのセンスの高さ。
ベースのJunjiさんの歌うようなベースライン、Junjiさんの手掛けるナンバーはデジタルサウンドが印象的ですね。
ドラムのTomoiさんの正確無比なリズム感。
こんな事しか書けなくて申し訳ないくらいんですけど、ビジュアル系好きで聴いてない人いたら絶対聴いて欲しいバンドです。
今回は特に思入れのあるアルバムを紹介させて!

[1]Sadness
しっとりと始まるんですよね。ミディアムテンポでゆったりとゆったりとLaputaの世界に引き込まれていくかんじなんですよね。
[2]Virgin cry
シングルにもなった曲。タイトル通り新しいLaputaの産声のような楽曲なんですよね。
実質的にアルバム先行シングルなんですけど、この曲聴いて「どんなかっこいいアルバム出るんだ〜」ってワクワクしてたなぁ笑
[麝香]に収録されていた[揺れながら]とも少し違うダークな感じではなくて煌びやかな派手なバンドサウンドもあってね。
[3]Jesus
ビジュアル系バンドにはよくあるタイトルの曲なんですけどね笑
LUNASEAとか黒夢にもありますね。逆に言えば、使いにくいタイトルなんですよね、Jesusって。
ただ、そこは流石はLaputaですね!LUNASEAのJesusに負けないくらいかっこいいJesusです!
このアルバムって4曲シングル曲入ってて、トータルで10曲なんですよ。「は?アルバム曲6曲だけ?」とか思うかもなんですけど。
このアルバム全曲シングルレベルの楽曲しか収録されてないんですよね笑
このJesus含めて、どの曲をシングルカットしてもおかしくないくらいの楽曲しか入ってない奇跡のようなアルバムなんですよね。
[4]Starting paranoia
ギターから始まるKouichiさん作曲。
Bメロのアルペジオがたまらんのよ笑
Laputaにしてはシンプルなロックナンバーって感じなんですよね。[ケミカルリアクション]とか[クラッシュボウイ]みたいなビジュアル系の香りがする感じとも違うんですよ。
でも、メロディーはしっかりLaputaしてるっていう。
[5]Chimes
シングルにもなった曲。ピアノの音で始まり、最初は籠った感じで始まるんですよね。そしてBメロから疾走感溢れるビートが入るんですけど、サビでさらに加速していくスピードナンバー。最初聴いた時に「なんてかっこいい曲なんだ」と感動したなぁ笑
「鐘を鳴らし届くと言い聞かせ」の鐘が「きゃね」っていうの真似したなぁ笑
とりあえず、かっこいいんですよ!
ベースラインもグイグイと動いて、ギターソロの伸びやかソロで最高にかっこいいし。静かなサビの後ろで鳴ってるギターのアルペジオは美しいし。
[6]Refrain Limit / Drug Habit
Junjiさん作曲の機械的なデジタルサウンドバリバリのダンスナンバーです。
[蜉蝣]や[絵斑]の時には考えられないくらい同期サウンドを使ってるのにLaputa感は一切薄れないんすよね。
[7]Breath
シングルにもなった曲。ライブにおいても重要な曲で、WITH the WINDに並ぶくらいの名曲なんですよね。作曲したKouichiさんが出来た時に「良い曲出来た」とコメントしてたのが今でも印象に残ってるんですよね。イントロから雪景色が浮かぶような美しいんですよね。サビのメロディーにしてもギターソロにしてもメロディーが美しいんですよ。LaputaってLUNASEAに似てる部分があって、音で情景とか浮かぶような演奏されてるんですよね。
この曲はほんとに雪に中にいるような気持ちになるんですよね。
[8]Feelin’ the sky
シングルにもなった曲。初めてリアタイで買ったLaputaのシングルで思い入れが半端ないですね。
なんかこの曲聴いてると雨上がりの夕焼け空思い出すんですよね。
カップリングのsquallもかっこよかったし。
LaputaってLUNASEAみたいにカップリングもかっこいいんですよ!ライブの最後に演奏されるWITH the WINDってカップリングなんですよね。そのくらいバンドの本質が詰まってるんですよね、シングルの裏面なんていうは勿体ない。LUNASEAもカップリング好きな曲多いもんなーTWICEとかRayとかRainとか。これガチファンなら分かると思う笑
[9]Masquerade
ぶっちゃけLaputaで1位2位争うくらい好きな曲なんですよ。これかshapeかってくらい。
作曲したKouichiさんが「出来た時に涙腺が潤んだ」とコメントしていたんですけど、ほんとにAメロからBメロそしてサビと全てのメロディが美しいんですよ。月夜に似合うロマンティックな楽曲なんですよ。歌詞も「月夜にMasquerade啜り泣く」とか「雨上がり虹のエスカレーターに乗り」とか「通り過ぎる風に未来をたくす夜」とか綺麗なんですよね。
たまに思うんですけど、Laputaほど完成されたビジュアル系バンドってなかなかいないんすよね。
ビジュアル系って外見だけじゃなくて音も美しいし、曲もドラマチックなんだよなぁ。そこは聴いて欲しいなぁ。
[10]After lovers
Junjiさん作曲のバラードですね。
ここまでアップテンポな曲が多いんですけど、最後の最後で優しい楽曲で締めですね。
この曲のakiさん優しい声がいいんですよ。
メインコンポーザーのKouichiさんが昔見てた深夜の音楽番組のインタビューで仰ってたんですけどね、「マドンナとか海外の女性ボーカルからインスパイアされる事が多くてメロディーを考える時は女性が歌うようなメロディーを作るようにしてる」と。
この曲はJunjiさん作曲なんですけど、Junjiさんも同じイメージなのかなーって。
Laputaの楽曲ってほんとにメロディーが美しいんですよね。

シングルに封入されていたステッカーも、ちゃんと持ってますよ笑
アルバム買うと参加出来るインストアイベントの参加券ですよね笑
もう今は無いプラーカとかギリシャ広場とか懐かし過ぎて、なんか泣けてきたね。。。
部活の試合があって参加出来なかったな。。

そんな感じで、Laputaというバンドについて語らせて頂きました。
[楽園]以降は聴いてないからわからないんですが、大好きなバンドである事は変わらないですね。
2023年にボーカルのakiさんが亡くなりましたが、ほんとに唯一無二の声で一聴したら誰だかすぐ分かる天性の歌声をお持ちの方でした。
上手いとか下手とかじゃなくて、[声]なんですよ。誰にも真似出来ないし、誰にも似てない。ほんとに[akiさんだけの声]なんですよ。
これ書きながらLaputa聴いてるんですけど。。。あぁ、なんか泣きそうになってきたわ。。。
[meet Again]や[shape]といった名曲も実はakiさん作曲なんですよね。
ほんとに素敵なバンドですので。入門編としてわたくしは、今回紹介した[翔裸]をおすすめします。
もちろん、ファーストアルバムの[蜉蝣]やセカンドアルバムの[絵斑]も[麝香]もかっこいいんですよ!

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