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[8][ビートたけし]嘲笑

1曲だけ語らせて!
ビートたけしさんって芸人だったり映画監督だったりで有名なんですけど、何気に歌も歌われてて。
この曲は玉置浩二さん作曲でビートたけしさん作詞で歌はビートたけしさんが歌われてるんですよね。
玉置浩二さん自身で歌われてるのもあるし、あとはPUFFYのお二方もカバーされてますね。

初めて聴いたのは、いくつの時とか覚えてないんですけど、玉置浩二さんが提供曲をカバーするアルバムがあったんですよね。それの流れで知った曲なので、ビートたけしさんが歌っていた時の事はリアタイでは知らないんすよね。

んでね。
タイトルが[嘲笑]って嘲笑うって意味なんですけど、歌詞の中には嘲笑うようなとこないんですよね。
ほんとに綺麗な言葉しか並んでないんですよね。
一説によると「普段、芸人やってるやつが真面目な事言ってんなぁーって嘲笑ってくれ」みたいな事を仰ってたらしいんですよね。
色んな意味とか込められて[嘲笑]というタイトルにしたんだと思うんですけど、歌詞の内容のスケール感のデカさに驚いたんですよ。

以前、わたくしが書いた作品で月をテーマにしたのがあったんですよ。それって、この曲から影響受けて書いたんですよ。
人生って色んな事あるじゃないですか?
受験だったりとか、恋愛だったり、仕事だったりとか、生きる上での悩みとか、人間関係の悩みとかね。
わたくしが[嘲笑]という曲を聴いて感じた事って、月とか星が長い間見てきた歴史の中で考えたら自分の悩みなんて大した事ないなーって思えたんすよね。
もっと言ってしまえば、自分っていう人間そのものが特別な何かとかなんてなくて、自分の身の回りで起きる事なんて月から見たら嘲笑うレベルの小さな事なのかもしれないなーって思えたら、気持ちが軽くなったんですよね。
自分如きがね、何かやるのに躊躇するのなんて月から見たらどうでもいいくらいの小さな事なんだよなぁって思えてね。それで文字書くの始めたんすよね、2019年くらいかぁ。。

色々と変わっていく事ってあるんですけど、本質的な部分は何も変わらないんだなーって教えられた曲でもあるんですよね。 
月が変わらないように、人間の本質というか色んな物事の定義も変わらないんだよなって。

時代が進んでいって、便利になったりする部分って沢山あるんですよ。スマホとか色んな進化があって、人との距離感とか変わったのかもしれない。手紙とか書くことなくて、メールになったかもしれない。
直接顔合わせないで、画面越しだけで顔合わせて話したりする事も出来るんだよね、今は。
色んな事が手軽に便利になったんだよね。 
でも、本質は変わらないと思うんだよなぁ。
便利になっただけで、何十年とか何千年前から変わらないんだなーって。

デジタルで目指しているのって、最終的にはアナログなんだよなぁって。
ギターの話でいったら、デジタルのアンプシミュレーターとかで再現しようとしてるのってアナログで存在するアンプをシミュレートしてるんだよね。
存在するものをデジタル技術を使って再現してるんですよね。
家にメサブギーとかマーシャル置く訳にいかんから笑

話は戻して、[嘲笑]という曲が世間的にどれくらいの知られているかはわからないんですけどね。
歌詞見ながら聴いて欲しいなぁ。
玉置浩二さんの書く綺麗なメロディとビートたけしさんの書く優しくてスケールのでかい歌詞が美しいんですよね。疲れた時とか悩んでる時に寄り添ってくれる優しい曲なんです。
ほんとに良い曲なんですよ。



百年前の人
千年前の人
1万年前の人
百万年前の人
色んな人が見た星と僕らが今見る星と
ほとんど変わりがない、それが嬉しい。

良い歌詞だよね。
わたくしも、それが嬉しく思える人でありたい。
大きな事じゃなくて、小さな事に喜びを感じられる人であり続けたいね。

たまに思い入れのある楽曲1曲だけ紹介もとかも、これからしたいね。





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