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[14][THE YELLOW MONKEY]Sparkle X

2024年5月29日にリリースされたイエモンの新譜買いました。
えーと。小学生の時に[追憶のマーメイド]と[太陽が燃えている]を聴いてました。
V系とも違う雰囲気で当時の音楽シーンの中でも異質感はありましたよね、もちろん良い意味で。
わたくしの大好きな中田裕二さんがTHE YELLOW MONKEYの大ファンで知ってるみたいな。
正直な話、存在は知ってるんですど、シングルの曲くらいしか知らないんですよね。
あとは昔バンドやってる時にセッションで[サイキックNo9]という曲をやったなーくらいなんですよ。
「あんまり思い入れないじゃね?」とか思われるかもしれないんですけどね。
「好きな曲は?」とか聞かれたら、[JAM]とか[LoveLove SHOW]とか[BURN]とか[プライマル]とかありふれ過ぎた楽曲しか浮かばないんですよ。でも、好きバンドさんですよ。アルバム曲はあまり知らないんですけどね。
申し訳ないくらいライトな感じで聴いてた感じなんです。
えーと。。。今これ書きながら[Sparkle X]聴いてるんですよ。。
めちゃくちゃかっこいいなーー!!
シンプルなロックサウンドってやっぱかっこいいよねぇ。。。
わたくしが歳をとって理解出来るようになったというか刺さる楽曲が満載なんですよね。
もしかすると往年のTHE YELLOW MONKEYファンの方々と感じ方が違うかもしれないんですけど。
なんか物凄くヌケの良い音楽だなーって思ったんすよね。
吉井さんが復活して1枚目の位置づけだったり、オリジナルアルバム10枚目だったりというのが作用してるとは思うんですけど、ロックバンドが作る開放的な気持ちでリラックスして作ったグラマラスなロックアルバムって印象なんですよね。重々しい雰囲気がなくて、全体にあるのはバンドの演奏をシンプルに楽しむメンバー全員の絵が浮かぶような音で埋め尽くされているんすよね。
シングル曲の[ホテルニュートリノ]や[ソナタの暗闇]はマイナー調だったのに対して、アルバムの楽曲は明るいんですよ。
バンド以外のサウンドも惜しみなく使われていて、煌びやかロックが気持ちいいです。
今回は初聴きでの感想ですので、時間が経てばまた新しい発見があるかもですね。
良い作品に出会えた事に変わらないです。



[1]SHINE ON
「パーティが始まる」とかアルバムのオープニングに相応しい言葉が並ぶ、光が指すようなギターから始まるロックナンバーです。
歌メロの合間を縫うようにギターがフレーズを入れ込んでくるとこにロックだなーって。
[2]罠
グラマラスなロックナンバーですね。アルバム曲でMVも作られていてアルバムの顔みたいな曲ですね。
THE YELLOW MONKEYの曲ってメロディはあくまでも歌謡曲っぽい感じもあったりで邦楽よりなメロディなんですね。
こうやって聴いてると洋楽的なバンドアンサンブルに邦楽的なメロディを乗せる感じがバンドの個性になってる感じですね。
[3]ホテルニュートリノ
たまたまYouTubeで聴いて、一瞬で好きになった曲です。マイナー調のスカっていいよね。
黒夢のMARIAとか好きなんだよなぁ。。
この曲を聴かなかったらアルバム買ってなかったなぁ。そのくらい衝撃的な曲だったんすよ。
歌詞に感動したんすよ。
「人生の7割は予告編で 残りは命を数えた時に本編が始まる」って凄い名言だなぁって。
2024年ベストソングは今のとここちらの[ホテルニュートリノ]です。そのくらい衝撃的な楽曲なんですよね。
[4]透明Passenger
ピアノの音が入ることによってPOPな感じに聴こえるんですけど、あくまでもロックバンドが奏でるPOP感に収まるくらいTHE YELLOW MONKEYってほんとにロックバンドなんだなーって思える楽曲です。
[5]Exhaust
ハデハデなイントロのギターリフやAメロのカッティングとBメロのオブリとかかっこいいギターが満載ですね。ここ最近の音楽だとこういったアプローチのギターってあんまりないので逆に斬新だなーって。
聴いてて思うのは、ギターのシンプルにかっこいいフレーズが耳に残るんですよね。
[6]ドライフルーツ
シャッフルナンバーですね。個人的にはこういうリズムの曲大好きなんですよ。ブルースとかカントリーミュージックみたいなんですけど、吉井さんが歌うと何でもセクシーになるんですよね。
ギターソロもセクシー!
メタルとかハードロックのソロよりもこういうギターソロの方が好きなんですよね。理由はわからんけど笑
[7]Beaver
なんかホッコリする優しい雰囲気です。歌詞の世界観もあって、懐かしい気持ちになるなぁ。
この曲も好きですね、吉井さんの歌声が優しくて。
[8]ソナタの暗闇
MVはアニメーションで作られるんですよね。 
この曲も大好きなんですよ。
ホテルニュートリノと並ぶくらい好きな感じ。
メジャーキーの曲も好きなんですけど、わたくしは本質的にはマイナー調のロックナンバーが好きなんだよね笑
V系を好きな理由はそういった曲が沢山あるからなのかな。。。
[9]ラプソディ
ベースラインが気持ち楽曲です。[LoveLoveSHOW]を彷彿とさせる明るい感じのロックナンバーですね。
[10]Make Over
シンプルなロックナンバーです。なんか説明するのが難しいくらいロックなんですよね、THE YELLOW MONKEY。ロックて説明とか解説とか小難しい事は必要ないんだよなぁ。
聴いてて気持ちよかったりとかアガるみたいな感覚をくれる音楽はロックなんだなーって思うんですよね。
[11]復活の日
タイトル的にもグッとくる楽曲ですね。
ライブだとハンドクラップで盛り上がる映像が浮かびますね。

サラッと聴いてみての感想です。
シンプルにかっこいいなー。
久しぶりにTHE YELLOW MONKEYの音楽に触れてるのですが、理由として正解なのか悩むところなんですよね。
吉井さんの喉の手術だったりコロナ禍を乗り越えて活動されている今のTHE YELLOW MONKEYがどんな音楽を奏でるのか興味があったんですよね。
僕の好きなD’ERLANGERのボーカルのkyoさんも肺気腫の手術されたり、あとLUNASEAのボーカルのRYUICHIさんも喉の手術されたんですよね。
D’ERLANGERもLUNASEAもコロナ禍や手術や色んな事を乗り越えて精力的に活動されてるんですよ。
去年D’ERLANGERが10枚目のオリジナルアルバム出したんですよ。
LUNASEAもオリジナルアルバムは10枚なんですよ。
D’ERLANGERもLUNASEAも一度は解散して、また集まって活動してるんですよ。
再結成後の空気感がすごく好きなんですよね。
年齢的にもD’ERLANGERとLUNASEAとTHE YELLOW MONKEYって近いんですよね。
それでTHE YELLOW MONKEYもD’ERLANGERとかLUNASEAと境遇とか歩んできた道とかそういった部分で近いバンドなんだなーって。。
それで今回タイミングもあって[Sparkle X]を購入させて頂いたんですけど。感動しましたね。
楽曲を通して、前向きな音や言葉が散りばめられててね。
昔はロックといったら危ないイメージとか悪いイメージだったけど。
最近思う大人のロックのカッコ良さって、生きてきた歴史とか色んな事を乗り越えて人生背負って立ち続けてる姿に心打たれるんだなーって。。
大人の奏でるロックって悪いイメージとかとはかけ離れてて、物凄くピースフルだよなぁっていうのを今回THE YELLOW MONKEYの[Sparkle X]を聴いて実感しましたね。
いつかTHE YELLOW MONKEYのライブも見てみたいですね。

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