旅再音【たびたびのおと】㊹那智勝浦町

日本全国の47都道府県を旅した私が、もう一度47都道府県を廻るとしたらどーよ…という記事です。元気を出してまた日本中を廻れたらいいな。とりあえず、これまで基本的に行っていない場所を選んで、妄想で旅行します。
可能ならいつか自分の足で歩いてみたいと思います。では今回もヨロシク。

和歌山県・那智勝浦町

今回は和歌山県です。私のホーム、大阪から近いので、ある程度は行ってます。この記事は基本初めて行く所なので、一度行っている場所は省くことになる。和歌山は近畿圏内なので近い事は近いが、地理的に遠い場所はやたら遠く交通の便も悪い。紀伊半島の反対側は白浜を限界線として、それ以上は行けてない。だから、その付近になるが、もともとは先日亡くなった母が、まだ元気な頃に熊野古道を歩こうと思っていたので、そこに決めようかと思う。
母はダンスをやっていたり元気だったので、奥入瀬渓流の10キロ以上を二人で歩いたこともある。実現しないままに、母も病気になって実行できなかったが、古道をタクシーで行けるのか知らないが、今こうして一人でも行こうかな…と。
さすがに心臓が悪いので、今は一人で歩くこともないだろうし、ツアーに加わるか、電車やバスで近くに泊まって、タクシーで主要な所だけ行くかになる。なかなかしんどくなりそうだが、やるしかないか。
熊野古道を歩く、なかなかいい響きではある。調べてもいい場所は沢山あった。仕事も止めて、病気の親を見て、コロナもあって…で、家に籠っていたから冒険するのもいい機会かもしれない。やってみようかな…と思うが、いきなり熊野古道はキツイかもしれない。
それでも、母が好きだった滝もゴールにあるみたいだし、いつかは行こう。きっとね。

古道を歩く（？）のはもちろんだが、私の目的は実はもう一つある。
当然ながらこの場所に来た以上は何らかの形で、マグロを食べねばならない。これが楽しみなのだ。一人で食べるのは、半減どころかあまり価値観を感じないが、でも、それでも、いつまでも下を向いてはいられない。だからこそ、トロを食べないと。
歩きに来たのか、トロ食べに来たか分からないが、運動をすればお腹も減る。だからトロを食べようじゃないか。熊野古道にいてはあまりトロを食べれそうもないのでどうするかな。トロは晩御飯か翌日に回すとして、とりあえずは古道のゴールとして、母の好きだった滝で締めたい。那智の滝か。母は喜んでくれるかな。
いろんなことがやれないままに終わってしまったけど、これからもいつでも一緒だと思ってる。