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前提

だんだんと春の暖かさが
夏の陽気に変わってきましたね


あたりまえに生きてると

あたりまえを前提として

大事なことを忘れてしまう。


大事な事は言葉にしなきゃな
また会えるさって気を抜いて
いつかが永遠に変わる

sumika わすれもの

この曲のこのフレーズが
本当に響きました。

またいつか会えると思って
手を振った日が
その人との最後になるかもしれない

いつかが、
永遠になってしまうということ

この日常の
1秒1秒も
もう戻ってこない時間で

今日の夜、眠りについて
明日の朝に起きるというあたりまえが

もうこないのかもしれない

気を抜いて生きてるわけではないけど

やっぱり毎日を大切に生きて
誰かといられる瞬間を大切にしたいなって
そう深く考えさせられた

いい日だなと思える日もあれば
永遠に続くんじゃないかと思うくらい
長くて辛い日もある

自分以外の他人は毎日がいい日を
過ごしているように見える

自分にしか辛さや痛みはわからないから

他人の楽しそうなところしか見えていないから

他人の苦しんでるところを
見ようとしていないから

暗闇で光る星を見るように
道端に咲いてる花を見るように

見ようとしないとみれないものがあって
見ようとしないと気付けないものがあって
見ようとしないと救えないものがある


ここ最近
ずっと泣くということを避けていたから
その張り詰めていた紐がぷつりと切れて
止まらないくらいに涙を流した日があります。

なんでこんなに涙が出てくるんだろう
なんで止まれと思うほど
泣いちゃダメだと思うほど
流れてしまうんだろうと

大人になって
人前で泣くことに抵抗がでて

必死に歯を食いしばって
生きてきたつもりだけど

怒られたことよりも
貶されたことよりも
馬鹿にされたことよりも

同情されて
わかったような言葉をかけられて
頑張ってると言われて
まるで私と同じ土俵に立ってるつもりでいる人に
怒りが込み上げてきて
それで涙が流れてきました。

きっとその人の前提は
私のことを頑張っている人としか
見ていなくて

その中にある
不安とか
焦りとか
恐怖とか
なんにも見ようとしていなくて
見えているフリをしているんだなって

見ようとしてくれている人の行動は
やっぱりわかるし
わからないなりにもわかろうとしてくれて
私に対しての前提を持っていないからこそ
歩み寄ってくれるのがわかる

暗闇の中にいても
探し出してくれて
暖かい光をくれた人たちがいて

ここ最近でいちばん嫌な出来事だったけど
少しだけいい記憶にもなったと思う

あたりまえに生きている人が
突然いなくなることなんて
予想できなくて
覚悟をしていたとしても
きっと受け入れ難いものだと思う

あたりまえの前提を
今のうちに少しずつ解いていって

どんなことにも感謝できるように

身近な人たちといられる瞬間を
会えない家族や友だちが
ちゃんと生きていてくれてることを
毎日おはようと連絡をくれる人がいることを
私の言葉を聞いて返してくれる人がいることを
辛い時にそばにいてくれる人を
元気でいられることを
美味しいと感じられることを
美しいと楽しいと嬉しいを分かち合える人を
寂しいと苦しいと助けてを伝えられる人を

当たり前だと思わないで

いつかが永遠に変わってしまう前に
気づいてほしい

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