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2023 J1第8節鹿島1-5神戸

鹿島スタジアムでは2012シーズン以来、負けがないらしい。

何となく負けていないイメージはあったが、こんなにも相性が良いとは。
神戸もホームでは結構やられてるので、鹿島も神戸もお互い首をかしげたくなるデータである。

両チームともに前線のターゲットに向けてボールを蹴りこみ、セカンドボールを回収するサッカーを展開している。そして、この日は雨でスリッピーなピッチコンディション。
互いの強度が試される試合となった。

試合はデータ通り、神戸が5対1で快勝。
24分大迫、45`+2分武藤、48分大迫、72分佐々木、85分武藤と、神戸が着々と得点を重ね、強豪鹿島を圧倒した。

勝負を分けたのは2点目の武藤のゴールだったと思う。大迫の鬼キープから未月に展開して、武藤がヘディングで決めた。

このシーン、鹿島サポの「そこでサコに前を向かせるな!」という声が聞こえてきそうである。対峙したピトゥカはファウル覚悟で止めにいくべき場面だったが、サコにきっちり繋がれてしまった。
収めて矢印を前に向ける技術は、相変わらず。やっぱうまい。

これで勢いに乗った神戸は後半も3点を追加。特に5点目は見事なカウンターと崩しから武藤が2点目。

中盤でのボール奪取から素早くサイドに展開して、もう一度中央、右サイド、最後は中央。ここまで完全に崩した得点は久しぶりに見た気がする。

点差ほどの力の差はなかったと思うが、勢いの差が結果に出た感じである。神戸も昨シーズン結果が出せない時は似たような雰囲気だった。

https://twitter.com/visselkobe/status/1647162138421755904?t=8OIF8qpBQ1F5X__qVaazYA&s=19

だからこそ、この勝利で浮かれてなんかいられない。次節、横浜戦も気を引き締めて。

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