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(41) いのちがやどる


アーニャ

おはようございます.今日もいちにち,ぽてぽていきましょう

先日子供から,コピックというペンを教えてもらいました.
早速買いに行ったのですが
高い.値段が
「おこづかいをためて買った」
コピックを見ながら,ぼくにそう言った子供の顔が浮かびました.
どんな思いで,コピックを買ったのでしょう.

家に帰り,絵を描いてみました.
絵はすごく苦手です
でも,ユーチューブに書き方の動画が載ってて
改めて,時代は進んでるなあと感じます.

2時間くらいかかったでしょうか.
出来上がった作品をまじまじと見て
新しい感覚がぼくに芽生えました.
「いのちがやどってる」

学校での子供の様子が頭を巡りました。
ある子供は,折り紙が好きで
いつも何かを折っては,ぼくに見せてきます.
ぼくは
「すごいね」
って言っていました.
そんなぼくを,いますごく,恥じています.

その子の折った折り紙には
いのちがやどっているのに
ぼくはそのいのちを,ないがしろに扱っていたって
「すごいね」
の言い方はどうだっただろう.なにがどうすごいのだろう
そのいのちを生み出した子供の心に,子供の努力に,ぼくは何を返していたのだろう

ある子は,四つ葉のクローバーを見つけて,ぼくに届けてきました.
ぼくはまた
「すごいね,よく見つけたね」
と言いました。
その子は自分の教科書をその四つ葉のクローバーに載せて
こう言いました
「せんせい.1週間こうしたらね.立派なおしばな,できるんだよ?」
って.
ぼくはそのとき
何を子供に返しただろう
その子も,四つ葉のクローバーに
いのちをうみだそうとしている

子供から学ぶこと,本当にたくさんあります.
ぼくは大人です
改めて
大人が子供に教えることって,何なのでしょうか.
もしかしたら
教わることの方が,多いかもしれません

今回のように
ただ何気ない,無邪気な心でうみだした
大切ないのちに
どうあなたは向き合いますか
と言う
あったかいきもちとかけがえのない愛情を
ぼくは,大人として
子供を大切に思ってますか?
という,本当の優しさ.
あなたは知っていますか?
ということなのかもしれません.