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「ラグビー型経営」が強いわけ

「ラグビー型経営」という言葉、聞いたことはありますか?

これまでの日本企業は各自が決められたポジションで、決められたプレーをする「野球型経営」をしてきました。

しかし、そのスタイルは時代の流れに合わなくなってきました。

そのような中、一人ひとりがポジションや役割は与えられているものの、その時の状況に応じて判断をして自律的に動く「ラグビー型経営」に注目が集まっています。

パスだけ、トライだけ、タックルだけ、キックだけというプレーヤーはラグビーには存在しません。皆が一丸となってプレーに参画します。

アスクルの岩田さんによる、ラグビー型経営の記事があったので共有です。

以下、記事より引用。
私が読んでいて最も惹かれた部分です。

まず、一人ひとりの個性を尊重する風土を作ること
プラスでアスクルの事業推進室が立ち上がったとき、メンバーは室長の私を含めてたった4人しかいませんでした。しかも、社内トップクラスの人材ではなく、野球で言えば「性格は悪いけど、豪速球を投げる」というような、ひと癖もふた癖もある従業員ばかりでした。
しかし、メンバーの短所や苦手なことばかり嘆いていても、何も始まりません。そこで私は、「この人はややルーズだけど、メーカーとつながる力が強い」「仕組みを作るのが得意」などと、メンバーの長所や得意なことに目を向けて、それをうまく組み合わせることを考えました。
その結果、ケンカをしながらも、新規事業を強力に進められるチームができあがったのです。この成功体験から、組織が大きくなっても、「個性を活かす」という考え方を貫きました。
長所を活かして結果を出せば、その人は自信をつけます。すると、主体的に仕事をするようになり、ますます自分の力を発揮してくれるようになるわけです。

社内ベンチャーだったアスクルを躍進させた、岩田彰一郎氏の「ラグビー型経営」


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