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週末に出かけなかったら本を読めた話

このnoteは『教育のためのTOC 駅伝 Advent Calendar 2021』の19日目の記事です。 週末に届いた本が、積読にならずに済んだ理由を考えてみました。 *** 本はできるだけ買わないことにしよう、と決意したはずが、金曜に2冊届いてしまいました。年末に向けて積読本を増やすという敗北感を味わいたくないなーと、土曜の夜に1冊、日曜の正午にもう1冊読み終わり、「やればできる子」と自分を褒めています。 読みかけの本が何冊もあるなか、新しい本を、届いたその週末に

    • 言おうか、言うまいか…。

      このnoteは『教育のためのTOC 駅伝 Advent Calendar 2021』の18日目の記事です。 言うべきか、言わざるべきか、心の中で葛藤(対立)してました、という話です。 *** 入学して最初の1年間は大学の学生宿舎(寮?)で暮らす、という約束を守り、1年目は一人暮らしを我慢してきた娘。来年の春から、大学とアルバイト先の中間にあるアパートへ引っ越すことにしました。 3月末から入居予定で部屋を予約し、念願の一人暮らしに向け、買いたい家具・家電を、もうリストア

      • テクノロジーってすげぇ、を実感した話

        このnoteは『教育のためのTOC 駅伝 Advent Calendar 2021』の12日目の記事です。 老老介護な実家に在宅勤務環境を作ったことと、実家に行けないときの見守り的コミュニケーションにFacetimeを使えるようにした話です。 ** 高齢になると、電球を替えるとか、そういうちょっとしたことが難しくなります。認知症が進んだ父が車の運転を止めた頃から、通院や買い物に難儀するようになりました。普段は近くに住む兄を頼り、私も隔週で実家に行くようにしていたのですが

        • なぜか元気が湧いてくる動画の話

          このnoteは「書くとともに生きる」ひとたちのためのコミュニティ『sentence』 のアドベントカレンダー「2021年の出会い by sentence Advent Calendar 2021」の7日目の記事です。 Youtubeチャンネル「カズキのタネ」の『【BE:FIRST】Shinig OneをMove On振付師が踊ってみた』(4分間の動画なんですが)に出会って3週間、ほぼ毎日みています、という話です。 *** ちなみに現時点での再生回数417,085回。

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          1本

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          『明け方の若者たち』 / カツセマサヒコ

          ※読書感想文です。ネタバレあり。未読の方、あらかじめご了承ください。 小説が自分の記憶になった記憶が産まれる、ってこういう感覚なのかな、って思った。 ある若者の忘れられない恋を描いた小説を読んだ、ではなく、 その出来事を、かつて自分が経験したかのような錯覚。 小説を読んだことで、そのストーリィから自分自身の記憶が産まれたかのような感覚。 私が大学生だったのも、就職したのも、はるか昔のことで、 「僕」や「彼女」に当時の自分を重ねたり、共感したりすることも、「まぁない」。

          『明け方の若者たち』 / カツセマサヒコ