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テクノロジーってすげぇ、を実感した話

このnoteは『教育のためのTOC 駅伝 Advent Calendar 2021』の12日目の記事です。

老老介護な実家に在宅勤務環境を作ったことと、実家に行けないときの見守り的コミュニケーションにFacetimeを使えるようにした話です。

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高齢になると、電球を替えるとか、そういうちょっとしたことが難しくなります。認知症が進んだ父が車の運転を止めた頃から、通院や買い物に難儀するようになりました。普段は近くに住む兄を頼り、私も隔週で実家に行くようにしていたのですが、週末の往復に疲れを感じない、というと嘘になるよなぁ…というのが正直なところで。

老親の見守りと、いまの自分の暮らしを、できるだけ無理のないかたちで両立させるには?をぼんやりと考えていたのが今年のGW頃でした。

アンビシャス・ターゲット・ツリーのゴールというには、テンポラリーな、その場しのぎな目標ではありますが、以下はそのときに考えていたことと実際にやったことです。

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障害1.(私が)週末しか行けない。
    でも週末に実家に行くと自分の用事ができなくなる。
目標1.平日に実家で在宅勤務できるようにする。
行動1.親に説明する/インターネット回線を引く/机その他の環境を整える。

障害2.(実家に)行かないと親の様子が分からない。
目標2.見守りシステム的な何かを使えるようにする。
行動2.お古のiPhoneと自分のiPadでFacetimeできるようにする。
     親側は自動応答に(充電さえあれば自動でつながるように)設定

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Facetimeのおかげで(というかネットが繋がったおかげで)実家に行かない平日にも、お昼休みに顔を見ながら会話できるようになりました。

画面ごしに同じ話を何度も繰り返す母に「へー、そーなん」と返しながら、新しいことを覚えられなくなっても、本当に便利なものって、自然に慣れてしまうものなんだな、テクノロジーってすげぇわ、ってしみじみ…。


https://adventar.org/calendars/6507

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