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非エンジニア向け社内SQL勉強会レポート

先日のCTOの就任記事でもお伝えした通り、エンジニアチームの知見の共有や、「勉強会文化」が根付いているFiNCですが、最近なにやら非エンジニアの社員も勉強会に参加している様子。今回は勉強会に参加した非エンジニア社員に、社内SQL勉強会の様子を聞いてみました。

■勉強会参加者
しょうじ:2017年中途入社。カスタマーサクセスを担当後、現在は法人向けサービス(FiNC for BUSINESS)のアプリ企画を担当
せきはる:2020年新卒入社 カスタマーサクセスを担当後、現在はtoCアプリ(FiNCアプリ)の企画を担当

SQL勉強会に参加したきっかけ

せきはる:私は新しい部署に異動して、担当部長との1on1がきっかけで勉強会に参加しました。入社して3年目がもうすぐ終わるころで、何か新しいスキルを身につけて事業に貢献したいなという漠然とした想いがあって。今まで何度かSQLに挑戦しようと独学で勉強していた時期もあったのですが、挫折を繰り返していたんです。
そんなとき、1on1でこのもやもやした気持ちを打ち明けたところ、「それなら勉強会開くから、やろうよ!」と上司が背中を押してくれました。
とんとん拍子に話が進んで勉強会開催が決まりましたね。実は昨年もデータ分析の勉強会が開催されていて、社内で他にも知見のある人を増やしていきたいという想いを上司も持っていたようで。私の一言がきっかけとなって、また開催していただけることになりました。FiNCには1on1文化が根付いているので、日頃から上司と相談する機会があるので、そこでやりたいことを伝えていくことは大事だなと改めて感じました。
しょうじ:私もアプリの企画を担当するようになって、プログラムを設計するにあたって、「このデータ見てみたいな」と思うことがすごく多かったんです。FiNCアプリには多くのユーザー様のデータが集まっているのでそこから
様々な分析をし、プログラム設計に活かすことが可能なのですが、とにかくデータ量が多いので何をどう分析すべきか、どう進めたらよいのかがわからずいつもエンジニアに聞いて回っていました。もし自分で出来たらほかの人の負担も減らせるのになぁ、とちょっと罪悪感を感じてしまうところもあって。ちょうどせきはるちゃん(関さん)をきっかけに勉強会が開催されると聞いて、便乗させてもらいました。笑


MTG中のしょうじ(左)、せきはる(右)

SQL勉強会の中身


勉強会テキストの冒頭部分


せきはる:勉強会は週に2回、30分/各回で行っていました。そして、毎回宿題も出ました!反復練習ですね。だんだん命令文が読めるようになってくるのが楽しくなってきて。でも複雑になると苦手意識が出てきて手が止まる…。を繰り返してました。講師(1on1した上司ですが)からは「あとは慣れ!書くしかない!書くしかない!」と言われ、質問しながら立ち向かっていきました。笑
しょうじ:そうそう、個別指導塾みたいな感じでしたよね。だんだん宿題も自分の実務で出したいデータを説明して、ヒントをもらって持ち帰ってやってみるみたいなスタイルに変わって。まさに業務に直結する部分だったので本当に助かりました。

チームへの影響と成長

しょうじ:今までエンジニアチームに依頼するしかできなかったことが、少し書き換えるくらいなら自分で完結できるようになり、業務スピードも上がったことを実感できています。周りのみんなも私たちがSQLを勉強していることを知っているのでSlackのデータアナリティクスチャンネルで質問すると、丁寧に教えてくれたりして、とても助かっています。
せきはる:私も、チームに提案するときにデータを根拠に話ができるようになって自信が持てるようになりました。今まで肌感覚で「たぶん、こんな傾向があると思う」と提案してしまい、それでは意思決定できないよねとフィードバックを受けることもありました。
自分で仮説を立てて、意思決定のための材料を集めることができるようになってきたと感じます。まだまだ勉強が必要ですが、みなさんに教えていただきながら日々成長していきたいです。今回きっかけを作ってくれた上司にはとても感謝しています。

今後に向けて

しょうじ:最近は勉強会の時間にクライアントとサーバーの役割の違いやアジャイル開発手法をはじめとする企画者として知っておくべきエンジニアリング知識の共有も実施しています。非エンジニア向けのテクノロジー勉強会が開催されることで職種ごとの垣根がなくなり、よりチームとして機能できると実感しているので、日々勉強を重ねてチームでさらなる成果を出せるようにしたいです。


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