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Finatextグループのメンバーが書いたnoteまとめです! ▼社員インタビューだけのまとめ https://note.com/finatext/m/me3cc51aab11… もっと読む
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#FinTech

2023年のフィンテック業界を振り返る

今回は、2023年のフィンテック業界で目立ったトレンドを5つピックアップして、振り返っていきたいと思います。 その前に、、実は去年1月時点で2023年のフィンテック業界の予想をしていました。 この予想が当たったのかも気にしつつ、振り返ってまいりましょう。 ① チャレンジャーバンク/BNPLの逆襲チャレンジャーバンクやBNPLは、2022年まで黒字化できない/金利下がれば使われなくなるといわれ、そのビジネスモデルについて疑義がもたれてきましたが、2023年遂にトップティア

Appleの金融業参入の衝撃と分化していく金融サービスの担い手

この記事はFinatextグループ10周年記念アドベントカレンダーの26日目の記事です。 昨日は片山さんが「スタートアップのプロダクトマネージャーに向けた採用のエッセンス」という記事を公開しています。 Appleが「Embedded Finance(組み込み型金融)」として、米国で4月に提供を開始した預金サービスが、わずか3ヶ月半で100億ドルもの預金額を集めたという衝撃的なニュースは最近話題となりました。 その後、11月にはゴールドマンサックスとの提携解消という更に衝撃

金融 × 未来 × モダン × いいやつ = Finatext【入社エントリー】

こんにちは。Finatextの保険事業でプロジェクトマネージャー(PM)をやっている、北垣マルシオと申します。Finatextには2022年の10月に入社しまして、愛知県からフルリモートで働いています。現在息子(1歳、神)溺愛中の新米パパです。 金融業界の経験などまったくなかった私ですが、現在、大手保険会社のデジタル保険の開発プロジェクトのPMを担当しています。そんな私も、Finatextに入社する前は「金融=堅い、つまらない」という先入観がありました。そして、選考コミュニ

誰もが接点を持ちうる領域で、世の中に最大のインパクトを。顧客視点のサービスを追求するディレクター

こんにちは。Finatextホールディングス 広報担当、ミヤカワです。 Finatextグループのメンバーを紹介していく社員インタビュー。今回は、ベンチャーと大企業の両方で金融サービス開発のディレクションを経験した後、Finatextにジョインした梅林拓さんにお話をうかがいました! ベンチャーと大手の両方を経験して気づいた「総合力」と「手触り感」への希求– 本日はよろしくお願いします!まずはこれまでの梅林さんのご経歴についてお伺いしていきます。1社目は金融機関だったのです

社内のプロフェッショナルを総動員して本質的な価値提供を指揮する、Finatextのプロジェクトマネージャー

こんにちは。Finatextホールディングス 広報担当、ミヤカワです。 Finatextグループのメンバーを紹介していく社員インタビュー。今回は、プロジェクトマネージャー(以下「PM」)を務める草刈修さんにお話をうかがいました! 大手金融系SIerでエンジニアからPM、コンサルティングまで経験– 本日はよろしくお願いします!草刈さんはFinatextが2社目とのことですが、1社目ではどんなお仕事をされていたのでしょうか。 金融業界でのコンサルティングやSIを得意とする大

フルリモートでも裁量を発揮し得意領域を突き詰める。制作出身のWebディレクター

こんにちは。Finatextホールディングス 広報担当、ミヤカワです。 Finatextグループのメンバーを紹介していく社員インタビュー。今回は、Finatextでディレクターとして働く白水康誠さんにお話をうかがいました! 制作会社のライターから大手広告代理店系のWebディレクターへ– 本日はよろしくお願いします!これまでさまざまな会社を経験してきたと聞いていますが、改めてご経歴を教えてください。 はい。地元九州の大学を1年で中退し、上京してWebマーケティングの会社に

クレジット事業のまだ見ぬ可能性を切り拓く。企業法務のスペシャリストが踏み出す新領域

こんにちは。Finatextホールディングス 広報担当、ミヤカワです。 Finatextグループのメンバーを紹介していくインタビュー。今回は、さまざまな企業法務の経験を活かして新規事業の開発に取り組む、スマートプラスクレジット代表の高平大輔さんにお話をうかがいました! 「企業内弁護士 × 金融」で築いてきたキャリア– 本日はよろしくお願いします!高平さんは、弁護士資格を取得された後、企業内弁護士としてキャリアを歩んできたと聞いております。 そうですね。弁護士というと、何

ユースケースから見えてきた、エンベデッドファイナンスの3類型

2020年12月に、こちらのnoteで「エンベデッドファイナンス」を紹介してから、この言葉が少しずつ浸透し、国内外で様々なユースケースが出てきました。 エンベデッドファイナンスとは、言うなれば、金融業界の「チャネル革命」だと考えています。これまで金融機関は、商品組成から販売まで全てを自社で完結させてきましたが、これからは多くの金融サービスが外部パートナーとの連携を通じて提供されるようになっていくでしょう。これは、「産業構造/バリューチェーンの転換」でもあり、これから金融業界

従来型の金融業界から見たステーブルコインの類型

Terraが運営するUSTの価格暴落を契機に、改めてステーブルコインに注目が集まっていますが、実は「ステーブルコイン」と一口に言っても、様々なパターンがあります。 が、、いまいちそのパターンを正確に理解できていませんでした。そこで今回は自分に馴染みのある、従来の金融商品の枠組みから、ステーブルコインの類型を整理してみたいと思います。 私のような、、「一般的な金融商品は何となくわかるけど、ステーブルコインはよくわからない!」という方にぜひ読んでいただけると嬉しいです! また

「金融だって身近でかんたんなサービスにしたい」Finatextのサービスディレクターが目指すこと

はじめまして! 2021年9月にFinatextにサービスディレクターとして入社した梅林です。 入社して半年。Finatextが目指す「金融がもっと暮らしに寄り添う世の中」を実現するためには、もっと仲間を増やして世の中に大きな波を起こさなければならない!という思いが日に日に強まりまして、今回記事を書かせていただきます。 この記事に共感いただけた方や興味を持っていただけた方がいらっしゃいましたら、直接応募はもちろんカジュアル面談も可能ですので、ぜひお気軽にお声がけください

Finatextグループの保険事業について ~SaaSによる保険DXへの挑戦~

Finatextグループ保険事業責任者の河端です。 ここでは、Finatextグループへの入社を少しでも考えてくださっている方向けに、弊社保険事業の概観について、ご紹介したいと思います。 保険・金融領域未経験の方も大歓迎ですので、少しでもご関心お持ちいただけた方は、お気軽にご連絡をいただければと思います。 自己紹介新卒では広告代理店に入社し、その後コンサルティング会社を経て、2019年2月にFinatextに入社しました。 私自身もFinatextに入社するまでは、保険や金

2022年の国内保険DXにおける注目トピックス

明けましておめでとうございます。 Finatextグループで保険事業を推進している河端です。 私は国内外の保険DX動向の情報収集を日課としているのですが、この年末年始を利用していつもより少しじっくりとインプットしていたところ、国内の業界トレンドと個人的に注目したい視点が見えてきました。 そこで、自分用メモとしてまとめたトピックスをnoteでも公開してみます。 各トピックは、以下2つの切り口で説明していきます。 そのトピックに注目する背景としての、現在の業界トレンド そ

スマートプラス少額短期保険が大事にしている「保険+(プラス)」という考え方

スマートプラス少額短期保険(以下スマートプラス少短)には、「保険+(プラス)」という社内向けのスローガンのようなものがあります。 その内容はこちらです。 保険+(プラス) 失敗するかも。ケガするかも。ダメになるかも。迷惑かけるかも。 不安で立ち止まっていませんか? 保険があるから大丈夫、前に進もう。 不安から目を背けていませんか? 保険があるから怖くない、明日を描こう。 そんなあなたの暮らしにプラスになる保険をつくります。 これは、スマートプラス少短の方向性を議

「母子保険はぐ」のブランドづくりにかける思い

こんにちは、Finatextグループで保険事業を推進している河端です。 先日、弊社グループのスマートプラス少額短期保険(スマートプラスSSI)でお客様対応や保険金請求業務を行う若手メンバーと1on1をしていて、こんな相談をされました。 他のメンバーが担当している顧客獲得業務がスマートプラスSSIのビジネス成長に貢献しているのはわかるんですが、正直、既契約者向けである自分の業務が会社の成長に貢献できている実感が持ちにくいんです。お客様にとっての保険の価値って「保険金の支払い