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官僚志望の大学生、農家訪問にハマる。

「financierが法学徒なの、本当に意味がわからない…」

僕が「この前、農家さん訪問してきたんよ〜」と話す時、友達によく言われる。
もちろん理由のひとつは、僕の専門が「まちづくり」であり、工学系の勉強の方が圧倒的に得意なことがあるだろう。
ただ、この文脈の時、それとは別の理由がある。

僕は、コメからみかんまで、あらゆる農家さんにお世話になっている。
東大みかん愛好会や東大むら塾でお世話になることもあれば、個人的な繋がりもある。特に、もともと何かのプログラムでお世話になった方にその後も個人的にお世話になることが多い。

お世話になっているみかん農家さんの農園で撮影。
収穫が楽しみ。もちろん手伝いに行くつもりです。

さて、訪問して何をやるのか。

答えは簡単、農作業だ。
土を耕すこと、肥料撒きから収穫、荷物運びまで、やらせていただけることは基本的になんでもやる。

稲刈りにお邪魔した際の写真。
かなり疲れるが、かなり達成感があるし、重労働後に飲む地酒が最高…

そろそろ、なんで僕が農家訪問にハマっているのか、について種明かしをしよう。

それは、至極簡単で、自分にとってメリットが多すぎるからだ。

「それって一体…?」になると思うので、パッと思いつく限りで箇条書きで書き出してみた。

  • 農作業が楽しい

  • 自分が好きなことをやるだけで感謝してもらえる

  • めっっっっっっちゃ美味しいご飯をいただける(農家さんのご飯はどこもめちゃめちゃ美味しい、都会に染まりきってしまった人間にとっては尚更)

  • その土地特有の美味しい地酒をいただける

  • 農家さんと仲良くなれる

  • 収穫後の農産物を送ってくださる(あまりに気前よく送ってくださるので逆に申し訳なくなるくらいになる)

  • すごい立派な名目で旅行ができる(親にもいい顔ができる)

  • 各地に友達ができる

  • 視野が何倍にもなる

  • 知らない土地のまだ見ぬ絶景が見られる

……すごいでしょ?すごくないか??すごいよな???

空き時間に自転車を借りてサイクリングすることが多い。
たまたま出会える絶景がかなり好き。

最後に、官僚志望としてだが、教養区分の試験が迫る中このような訪問を続ける理由として、「日本に住んでいる人が何をやっているか知ってから、この国の統治機構に関わりたい」という気持ちがある。
「ちゃんと相手のことを知る」という、この気持ちだけは、ずっと忘れずにいたい。

というわけで、ここまで「農家訪問って何?」って話をしてきました、多分。一次産業、人生の間にいつかやりたい。いや、やります。

最後に謝辞を、いつも農家の皆様本当にありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします…!!
秋は特に「若い男手助かる」とおっしゃってくれてその言葉に逆に助けられています。
まずは今秋頑張ります。

締めの言葉が見つからないので強引に終わらせます、それでは!

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