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【基礎】株式と債権とは

日経新聞で見たのですが、20代~30代のことを「デジタル・ネイティブ」と言うらしいです。意味はなんとなく想像できる通りで、デジタル機器に囲まれて育ってきた世代ということです。

30代の方は恐らく社会人になった直後くらいに急速にデジタル化が進んできたのではないでしょうか。私は20代ですが、私の世代は中学生くらいから急速にIT技術が発展してきた印象ですね。

さて、前置きはこの辺にして今日は株式と債権の違いについてカンタンに書きます。

株式とは

株式会社は「株式」を発行して資金を調達することができます。企業が税制基盤の拡充を図るときや創業時などに発行され、投資家(個人・組織)が払った資金は企業の資本に組み込まれ、投資家は「株主(オーナー)」の権利を得ることができます。株式によって調達した資金は、投資家に返済する必要がないのが特徴です。企業からしてみれば、何の条件もなく自由に使える資金が入ってくるので、債権や融資から得る資金より自由度が非常に高いです。また、投資家としては株主の権利を行使し、企業の経営に関わることができるようになるほか、市場で株式を売却し、現金化することも可能です。

債権とは

債権も株式同様に、企業が発行することで資金を得ることのできる手段の1つです。債権は、企業が主に巨額の資金を調達する際に発行します。株式と異なり、債権は投資家(個人・組織)からの実質的な借金です。銀行等を利用して行う融資に近しいですが、債権の場合は企業が投資家のニーズを考えながら起債条件等を調整できるので、融資より企業サイドに有利な条件での資金調達が可能になります。

株式と債権の違いを投資家視点で考える

・出資なのか、貸し出しなのか
決定的な違いはここにあります。株式の購入は投資家にとって「出資」であり、元本保証はされていません。逆に債権はいわゆる企業に貸し出す「借金」であり、額面保証がされています。

・同じ点は市場で取引できること
株式も債権もそれぞれ市場で売買することが可能で、その際の価格は時価になります。債権は満期日と言って償還日が決まっていますが、満期前に市場で時価で売却することも可能です。株式は当然、常に時価で取引が行われています。

まとめ

株式や債権といった金融商品は非常に奥が深いです。
ですが、これらの商品特性や市況、経済動向などを掴めるようになってくれば、1人のビジネスパーソンとして大きく成長できると思います。
私もまだまだ未熟ものですが、これから多くのことを吸収し、より自分らしい人生設計をしていくつもりです!

ここまで読んでくださりありがとうございました。
今回の内容は基礎ですので、もっと深入りした話はこれから書いていくつもりですので、今後ともよろしくお願いします!

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