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9/17ー18のFOMCは予想通りなのに負けた

9/17ー18にアメリカの中央銀行FRBの金融政策を決める会議FOMCが開催され。事前の大方の市場予想通り通常のFOMC一回分の0.25%の倍の0.5%利下げだった。私の予想も同じだった。4年半ぶりの利下げで翌日9/19の世界中の株式市場は上昇した。予想外だったのは米ドル円144円付近までの円安とアメリカ10年国債が3.8%まで上昇したことだった。

パウエル議長は、米個人消費支出のPCE物価指数の上昇率が7月は前年同月比で2.5%に低下したと発言し、インフレが沈静化しているとの見方を示した。

8月に4.2%まで上昇した失業率についても労働市場は依然として堅調とした。

また、年内の利下げの見通しは参加者の中央値は、FOMC二回分の合計が0.5%の利下げだった。

事前の大方の予想が0.5%の利下げだったのFOMC直前前までダウは大幅に上げていた。そこで予想通り0.5%の利下げならダウは下がるだろうとの予想でダウのCFDを売り建てていた。事前に少し下げてたものの9/18のダウの動きは予想通り0.5%の発表後大幅に上げてから下げに転じていた。

9/19の朝4:55に目が覚めてダウのCFDを確認した時は若干のマイナスまで戻っていた。ここから先の展開をどうしようかと考える余裕はアメリカ市場が閉まるまであと5分。

いくつかのニュースを拾い読みして年内の利下げの中央値が0.5%を確認して結構大きな利下げ幅だと感じたが目先にダウの下げを見て市場の反応は売り方優位と判断して売り建てをキープした。

通勤途上にさらにニュースを見て市場の感触を調べると好感触だった。そこで売り建てから買い建てに変えた方がいいかもと思いCFDの開始時間の7:00を待った。7:00に取引開始後若干上げ始めたので売り建てから買い建てにドテンしようかと思ったけど上昇の勢いがなかったので売り建てをキープした。

昼休みに見るとダウも日経平均も上がりダウCFDの売り建ては大幅マイナスになっていた。終業時間後に確認したらさらにマイナスが広がっていたので損切をした。夜のアメリカ市場を開いた直後がピークだろう思い再度売り建てて9/20に起きたらダウは上がっていたのでダウCFD売り建てはマイナスだったので損切した。

敗因を分析した。

アメリカでは1dayオプションが盛んで一日のうちに売り買いの決済をするの大きく上げても取引終了間近で下げる特徴がある。もちろん勢いが強い時は上げっぱなしだったり下げっぱなしだったりする。

あと早朝の取引では市場参加者が少ないので方向感や市場の勢いを判断すべきでない。

9/19の朝の段階でドデンが心によぎるも現状維持バイアスに負けてキープした。

ドテンが心によぎった時点で現状のポジションに自信をなくしている証拠。少なくても反対売買してニュートラルにしておくべきタイミングだった。次からの肥やしだ。

金利の見方が間違っていたアメリカ国債の長期金利が上がり円安になり、短期金利が下がって株高になった。

10年もの国債が金利が上がったのだけ見て円安になるのは説明がついたが株高の理由がわからなかったので金利が上がったので株は下がるはずと思い込みダウの売り建てをキープする要因にもなった。

金利は短期から長期マイナスチェックするのを忘れないようにしよう。上がってたり下がったりした原因がわからない時は見落としがある。

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