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【3~5歳児】にオススメの運動遊び✨

子ども達を取り巻く環境が変化し、生活が豊かに、そしてますます便利になっている現代社会。しかしそのいっぽうで、子ども達が体を動かす機会は減少し、基礎体力や運動能力の低下などが課題となっています💡

そこで大切なのが、体全体を動かして遊ぶ「運動遊び」を、心身が著しく発達する幼児期にたくさん取り入れること。運動遊びはただ楽しいだけでなく、子ども達の心身の成長に大きな影響を与える身体活動なのです🌈

過去の記事に引き続き、
今回は3~5歳編にてたっぷり紹介していきます!

【3歳児】にオススメの運動遊び

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3歳になれば、基本的な体の動きが定着し、
さらに発展的な遊びができるようになってきます。
保育士と1対1で楽しむ遊びはもちろん、友達といっしょに体を動かす楽しさを経験するために、集団での遊びも積極的に取り入れてみるとよいでしょう。

・滑り台の逆さ上がりをする
・三輪車をこぐ
・少しの間鉄棒にぶら下がることができるようになる
・ケンケンパができる

◆タオルクライミング

丈夫なタオルを大人が胸のあたりでしっかり持ち、それを子どもが、大人の体を足場にしながらよじ登ります。足を踏んばる力も手の力も同時に鍛えることができるでしょう。
 
落ちても大丈夫なように、必ずマットなどの準備を忘れずに!

◆体幹を鍛えるロデオごっこ

まず、子どもが四つんばいになった保育士さんのうえにまたがります。保育士さんは、わざとゆさぶり落とすように前後左右に動いてみましょう。子どもは落ちないようにしがみついたり、うまくバランスを取ったりすることで体幹が鍛えられます。
 
発達の状況に応じて、揺さぶる早さや幅は変えましょう。また落ちることを想定してマットを敷いたり、周囲の保育士さんが補助できる体制を整えたりして、けが防止に努めることも大切です。

◆バランス感覚を高めるティッシュキャッチ

2枚重ねのティッシュを1枚にはがし、息を吹きかけます。子どもは変則的な動きをしながら落ちてくるティッシュの行方を追いながら、タイミングよくキャッチ! 臨機応変に体を動かす必要があるので、バランス感覚や瞬発力が身につきます。

◆だるまさんが転んだ

「だ~る~ま~さんが~……」でうしろを向いている鬼のもとにそろりそろりと近づき、「転んだ!」で振り返った鬼に見つからないようにピタッと動きを止めます。定番ながら、瞬発力やバランス感覚を養うのにぴったりのゲームです。

【4歳児】にオススメの運動遊び

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4歳になると「片足をあげながらジャンプして前進する」というように2つの動きを同時に行うことができるようになってきます。

縄跳びやボール遊びのようにタイミングよく体を動かす、縄跳びのように体全体でリズムをとるような遊びをたくさん取り入れていきましょう。

・俊敏に走ることができる
・スキップができるようになる
・縄跳びで両足飛びができる
・ボールをいろいろな方向に投げたり、飛んできたボールをキャッチしたりできる
・つま先立ちができる
・後ろ歩きができる
・でんぐり返しができる

◆荷物運搬トラックレース

背中に段ボール箱などを乗せてバトン代わりにし、四つんばいで進むチーム対抗レースです。一定の距離まで行ったら折り返し、スタート地点まで戻ったら、次の子にバトンタッチします。
 
背中の荷物である段ボール箱を落とさないように進むことで、バランス感覚や手足を慎重に使う能力が鍛えられます。歩くようになるとなかなかしないハイハイですが、腕の筋力を養うのにはピッタリの動き。楽しく遊びに取り入れてみましょう。

◆にょろにょろヘビさん

保育士さんが大縄跳びの縄をヘビに見立てて、地面を這わせるようににょろにょろと動かします。子ども達はその動きをよく見ながらジャンプで上手によけましょう。

慣れてきたら片足だけでチャレンジしてみても◎。

◆スキップ競争

スキップをしながら、一番先にゴールを目指しましょう。スキップは全身のバランス感覚やリズム感覚を養ってくれる動きのひとつ。うまくできないときは先生しっかりお手本を見せて、子ども達に真似てもらうようにしましょう。

【5歳児】にオススメの運動遊び

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友達と遊ぶ際のルールも理解し、集団で楽しくあそべるようになる5歳児。かなり複雑な動きもできるようになり力も強くなってくるため、運動用具を使った遊びも上手にできるようになります。

できる・できないには個人差がありますが、「やってみよう」とする姿勢や繰りかえしチャレンジする姿勢をほめ、必要に応じて補助していきましょう。

・鉄棒で前回りをすることができる
・跳び箱を飛ぶ
・縄跳びで両足飛びができる
・ジャングルジムやのぼり棒の上り下りができる
・ボール投げやキャッチが上手になる
・うんていを渡ることができる

◆バランス感覚を養うピンポン玉はこびレース

おたまなどにピンポン玉などを入れた状態で、落とさないように運びます。

中継地点で折り返してスタート地点に戻ったらバトンタッチ。早く一巡したチームの勝ちです! ピンポン玉を入れる容器の大きさや深さを工夫すれば、難易度を変えることができるので、慣れてきたらだんだんと難しくしてみてもよいでしょう。

◆楽しくアレンジ! ブリッジ状態で鬼ごっこ

鬼ごっこは、持久力と瞬発力を必要とする運動遊びのひとつ。普通に遊んでも楽しいですが、ひと工夫加えるとより体の発達を促せるものなるでしょう。
 
まず、座った状態から後ろに手をついて、おなかを持ち上げたブリッジのような姿勢になります。その状態のまま、手足を使って動いていき、相手を足でタッチします。
 
腹筋や腕の筋肉、太ももの筋肉など、さまざまな部分が鍛えられるとともに、持久力やバランス能力も要する遊びです。

◆ドッジボール

行き交うボールの速さや方向を瞬時に見極めながら、それに当たらないように逃げたり、うまくボールをキャッチして相手の陣地に投げ入れたりするゲームです。

後ろ向きで走ったり、瞬時に体の方向を変えたり……体をダイナミックに使って遊べるほか、友達と連携をとりながらゲームを進めていくので、コミュニケーション力や社会性を身につけることにもつながるでしょう。

基本的な体の使い方を経験から学び、それを習得していく幼児期。遊びという子ども達にとって身近なものを通じて運動に親しむことで、「体を動かすって楽しい!」と思えれば、その経験はその後の人生において、きっと役立つものとなるはずです。

今回紹介した年齢別の発達段階は、あくまでも「めやす」です。子ども達一人ひとり成長の早さ、技能を会得するタイミングは異なりますので、観察を通して「今この子のなかに育ちつつある能力はなにか」を考えながら、保育を組み立てられたらよいですね♪

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