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【2023/4/12 会社設立に向けて】避けては通れない税金について ~残り90日~

2023年4月12日に会社を設立します。あと、90日。 

株式会社で大きな夢を追うのは良いが、現実も見る必要がある。

サラリーマン時代に全く無知だったのが税金の話
めんどくさくてしょうがないので、節税もせず、確定申告も税理士の先生に一任して何も考えずにやっていた。会社のストックオプションの申告漏れで、税務署員にいわれるがままに、たいへん高額の追徴課税を払ったこともある。

ただ起業するからには、税金にも正面からぶつかっていくことが必要となる。

「誰か詳しい人がいないかな?」

いろいろと調べたところ、なんと元国税調査官で、税金を巻き上げる側だった人(大村大二郎氏)が税金の本を書いていることが分かった。宮本武蔵も言っている通り、敵(?)を知ることがさいしょの一歩として重要であると考え、まずは大二郎氏の本を読みまくった。

読んだのは以下である。下に行くほど過激になってくる。
①『サラリーマンのための起業の教科書 損しないフリーランスの極意』(小学館新書)
②『どんな領収書でも経費で落とす方法』(宝島社)
③『税金を払う奴はバカ!』(ビジネス社)
④『税務署員の弱点を衝く! 税務署対策 最強の教科書』(ビジネス社)

この4冊を読んで雰囲気は分かった
1つ目は、仕事に関係するものは全て経費として捉えてよいということ。

立ち上げる会社では、社員がパフォーマンスを最大限に発揮できることを最重視するので、以下は全て会社で支払うことにする。まずは身体を整え、そして頭脳を整える
・フィットネスクラブの会費
・整体の費用
・仕事に関する本代、研修費用

ただ、本については自腹を切らないと本気で読まないという法則があるので、そこのバランスは考慮が必要と思っている。

2つ目は、労働収入の税金は複雑怪奇だが、投資収入の税金は明朗会計であること。

労働収入については、所得税が累進課税だし、所得控除にもいろいろなものがあり、いちいち計算するのがほんとに面倒くさい。

一方投資収入については、株式のケースであるが、配当金も譲渡益もどちらの税金も約20%。いくら儲かろうが、そんなの関係ない。大変分かりやすい。

そして、労働収入と投資収入の税率には、おそらく1,500万円位のところに分岐点があると推定される。1,500万円を超えると投資収入の方が税率的には有利になり、その先は青天井的にその有利な差が開いていく

経済的自立を考えた場合に、この事実は大切にしたい。

3つ目は、税務調査員も普通のサラリーマンだということ。
サラリーマンとはなにかというと、なんらかのKPI(Key Performance Indicator 重要な指標)があり、それにより行動が決められている生き物である。

税務署員のKPIが何かというと、それは「追徴税の額」 by 元国税庁調査員 大村大二郎氏

サラリーマン人生が長い私としては、KPIが分かればお付き合いの方法は考えられる税務署の方々とは、よいお付き合いをしていこうと思っております。

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