戦略コンサルタントの若手あるある ~反論編~
同調圧力に屈してはいけない戦略コンサルタントは、若いうちから自分の独自の意見をもつことを求められる。
ただ難しいのは、独自の意見なら何でもいいわけではないということである。
誤った方向に進む若手戦略コンサルタントのあるあるは、「とにかく何に対しても反論する」である。
何か声をかけると、毎回「それは違います。私はこうだと思います」と言われる。
最初は、「なかなか気概のある若者よのー」と思っているが、だんだんそのうちに面倒になってくる。
実際に、うるさい若手にキレている役員を見たことがある。
「Aさん、いちいち私の言うことに反論しないでくれますか。いいですか、世の中の多くのことはそのままYESといっていいことなんですよ。でも、一部どうしても反論しなくてはいけないこともある。その場合は思いきり反論していい。あなたは逆なんですよ。どうでもいいことに反論してくるけど、大事なことには自分の意見ないじゃないですか。」
おっしゃる通りである。
「同調圧力に屈してはいけないときに、いかに自分の意見を貫き通せるか」、それが肝である。
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