【アニメ】面白いけど......なんか違う【チェンソーマン】観客と制作スタッフにすれ違いが発生

原作のネタバレを含んでいるのでアニメの先を知っている方のみご覧頂けたら幸いです。

それとこの記事はあくまでも私個人の意見です。

もうそろそろ【チェンソーマン】アニメ放送開始から1年経とうとする。

いや早すぎ？！
え、もうすぐ1年経つの！？

とりあえず、今回語る内容なのだが最初に【チェンソーマン】の原作についてヲタク語りさせてくれ。

まず原作は現在連載中の学園編144話まで読んでいます。今はぶっちゃけそこまでなんとも無いけど、クァンシとサムライソードが復活したのは驚いたな。武器人間不死身だってなんか言ってた記憶あったけどやはり復活するのか......。

サムライソードはデザインかっこいいよな。【ヘルボーイ】のクロエネンが元ネタ。ヘルボーイ観たことないけど、監督がギレルモ・デル・トロなので観てみたい。

チェンソーマンって色んな映画の元ネタがあるよね、アニメのOPに出てるオマージュ映画作品はエヴァ以外全部観てるな。

では原作の内容にヲタクらしく触れる。

公安編が面白すぎたな。
第1章でデンジが周りから信頼され裏切られ、デンジじゃなくてポチタを欲しがるマキマさんに都合の良い相手をされていた事に落ち込み、アキとパワーを亡くしたショックからマキマさんに立ち向かう様子は痺れた。
レゼが推しです。レゼちゃん可愛い。

あと生みの親の藤本タツキ先生が映画好きなので一コマ一コマがキャラクターのリアクションで表現されてる部分があって演出的に好みだった。

まぁ、ヲタク語りはこれくらいにしといて、早速本題に入ろう。

1年前にようやく念願のアニメ化で話題となった｢チェンソーマン｣

アニメ化の情報を知って期待して1年半？くらい待ってた。

正直に言うと、我々が観たいチェンソーマンと、制作スタッフが観たいチェンソーマンが違かったようだ。

いや確かに、すげぇ面白かったし作画良かったよ？
繊細に描かれてて人の動きとか仕草とか細かかったし……

でも、私が観たいチェンソーマンじゃねぇ、なんかもっとこう、やること全てがめちゃくちゃじゃないと、チェンソーマンじゃない。

前記事で【好きな子がめがねを忘れた】でも仰ってた通り、本作も同様、美化されすぎててやること全てが放送禁止レベルなめちゃくちゃな作画を期待してた。

アニメ版チェンソーマンは、実写的な工夫を入れてると中山竜監督が仰っていた。

確かにキャラクターのリアクションなどが現実味があって台詞無しで表情で語る描写が複数含まれており、原作の台詞無しのコマを再現していたのは良かった。

アクションシーンに関しては、3Dと2Dの融合は最初は違和感あったが違和感が無くなるくらいのアクションシーンまで仕上がっていた。チェンソーや刀などの重みのある物をふりかざす時の動きが良かった。悪くは無い。

けどそれじゃねぇ。

アニメだからこそ描くべきチェンソーマンがあるだろう。実写的工夫なんてキャラクターのリアクションだけでいいんだ。アクションはハチャメチャにやってくれよ。

ノーベル賞の7話は理想と近いモノで嬉しかったよ。

けど、もっとキレあって良かったんじゃない？

作画凄い良かったよ？でも違うよ？
あれ？なんか情緒不安定になってる？

これがもし原作がない場合のアニメ単体のチェンソーマンであったらとてもヒットしてたと思う。

藤本タツキ先生曰く好きなようにやってくれと仰っているのをどこかに書いていたのを見たことがある。

でも、チェンソーマンだったら、もっと、R18くらいのイイもんを魅せてくれ。
すげぇ作画を届けてくれるMAPPAだからこそ製作委員会無しならば、それくらいやってほしかった。

2期か劇場版があるならば、是非今後も楽しみだ。

チェンソーマン、面白いよなぁ。
高３の頃に友人に進めてもらって初めて読んだ時の衝撃懐かしい。
これからどんどん好きになれるといいなぁ。