【日記】たこ焼き
たこ焼きが食べたい。
そう思った時には足が動いていた。
近所のたこ焼き屋さんでお腹いっぱい食べるか。
そうしっかり想いを受け止め入店。
カウンター席でボッチで座ると、端には恋は盲目と言わんばかりのリア充、四人席には陽キャの営業やってそうな若手の男女の社会人、隣の隣には歴戦個体みたいなおばあちゃん、私はここでたこ焼きを食べるのかとワクワクをした。
注文したたこ焼きはそれぞれ5つずつで、カリカリの油カスたこ焼きと、チーズたこ焼きをチョイスした。
トッピングは無料と言われてる物なら全部ぶち込む。
そして人生と書いて2つ名の異名を持つビール、喉を潤してくれた。
ゴクゴクと飲む。
そう。これだよ、これ。
ニヤニヤが止まらなく店員の男女に変な目で見られたような気がしたが、周りの目なんて今の私には気にする必要すらない。
最初に到着したのはカリカリ油カスたこ焼き。
高校時代の友人が作るカリッとジュワッとするたこ焼きが超美味い前提で話すが、来たのは偽りの存在である普通のたこ焼きだった。
私は割り箸でたこ焼きの体をお触りする。
カリッとするはずなのに何故だかカリッとしない。
いやまぁ美味しいので良いんですけど。
ありがとうございます。
感謝致します。
そして遅刻してやってきたチーズたこ焼き。
あぁ、凄い、トロトロで伸び~るチーズがええ。
もう、ちゅき♡
素晴らしい感覚が口の中を駆け巡る、ウザくて熱い熱血教師が雑魚に見えてくる、ソースは多めタイプだがマヨラーの私にとっては救いであるマヨネーズが優しくフォロー、細かく刻まれた紅生姜が慰めてくれる。
交互に食べ完食する。
満腹感がエグい。エグすぎて「スタートアップ!」の時のマドンソクになれると思ってしまう。
そして残りのビールを胃の中にぶち込む。
「ぷぁ」と死人みたいな声が出る。
店員に2000円をぶち込み、無意識出たデカい屁を夜の街にバチくそに撒き散らしながら、俺は家に帰っていった。
てか、美味しい物食べてる時の心の中でナレーションするの趣味の1つなんだよな。
そういえば「おいしい給食 season3」がようやく放送される。楽しみだ。
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