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61年生きてきて 最初で最後のひどいハングオーバーの経験は初海外のハワイでだった

私は、これまで61年生きてきて、一回だけ記憶をなくすほどの二日酔いをしたことがある。

それも大きな声では言えないが18歳(未成年😅)の時


私は、短大一年生の夏休みにハワイへ2ヶ月の短期留学をした。

40年以上前の話なので

確か1ドル240円ぐらいだったかなぁ

私が在籍していた短大・大学には当時ハワイ校があり

夏休みを利用して、ハワイ校での『夏休み短期留学プログラム』というのがあった。

留学といっても2ヶ月余り

ガチで真面目な留学と言うよりも、海外旅行に毛の生えたような、どちらかというと
海外生活が体験できる
お遊び半分のようなカリキュラムだった。

一応、現地校で1ヶ月半、ネイティブの先生たちから授業を受けたりしながら
ステイ先のコンドミニアムで、ルームメイト(同じ短大や大学の日本人学生)と自炊しながら生活する。

そして1ヶ月半のカリキュラム終了後の2週間はロサンゼルスやサンフランシスコでの観光も付いていた。


門限など、何かと娘の私にはとても厳しかった母なのに、なぜか母から、
その夏季留学プログラムに参加することを強く勧められて、私は参加した。

費用は全額親が払ってくれるし、2ヶ月も海外で遊べるなんて

いや、勉強できるなんて
参加しない理由はないでしょ〜ww

なんと、人生初の海外旅行がハワイでの留学になった私

その頃のハワイってハネムーンで訪れるイメージ


実家暮らしだった私は
海外どころか国内でさえも
親元を2ヶ月も離れたことなどなくて

空港まで見送りで来た母親は泣きながら見送ってくれたけれど

私は空港で泣いている母のことよりも

国際線の飛行機に乗ることも初めての経験にもう嬉しくて
ドキドキ・ワクワクしながらハワイへ出発した✈️

『おいおい、勉強しに行くんやで〜』

ハワイでの留学生活は
午前中に学校で授業を受けて
ランチを食べて、また勉強して

午後はステイ先のコンドミニアムに戻って、あとはフリータイム

ビーチに行ったり、ショッピングに行ったり

今思えばなんて贅沢な日々だったんだろう。

それに私は親の監視の目が無いことをいいことに
日本では出来なかった夜も友達と遊びに行ったりと、結構ハメを外していた。

そろそろ、ハワイでの生活も慣れてきた頃

私を含めたルームメイト3人は、パジャマパーティーを計画した。

同じ大学の学生たちが参加していた留学プログラムには
20歳以上の先輩(全員女子)もいたので、アルコール類は先輩に調達してもらい、私たちの部屋でパーティをしたのだ。

私たちの部屋に何人くらい集まったのか、はっきり覚えてはいないが

1LDKの私たちの部屋に次々とお酒や食べ物を持ち込んで

ワイワイ楽しくやって
私はちょっと大人になった気分でお酒も飲んで、解放感に浸った。

私は、その時まだ18歳の未成年だったので
当たり前だがそれまでお酒を飲んだ経験が全くなかった〜

そんな初アルコールに、あっという間に酔いが回ったのか

頭がぐるぐる
足元がフラフラ〜

ベッドに倒れ込んだところまではなんとか記憶があるのだが

その後は何も覚えていない💦

翌朝ベッドで目を覚ますと

部屋中に私の洋服が散乱状態になっていた。

2人のルームメイトの証言では

私が「日本に帰りたい」と言ってスーツケースを引っ張り出し、どうやら荷造りをしようとしたみたいだけども、当の本人は全く覚えていない。

幸い部屋が散らかっていた以外はトラブルはなかったが
(と思いたい)

翌日私たちは寝坊してしまい、スクールバスに乗り遅れて その日は授業を休んだ(完全にサボリです)

授業を休んだ私たちは、やることがなくなったのでビーチに行った。

そしてワイキキビーチで昼寝しながら日焼けしていたら
なんと汗からアルコールの匂いがしたのがいまだに忘れられない思い出だ。

アルコールの香水つけたっけ??

引率の先生方にも学校にもバレることもなく、無事にプログラムを終了して帰国〜
もし未成年がアルコールを飲んだなんて発覚していたら
規則違反で即、強制送還されただろう。

本当にラッキー🙌

あんなに前後不覚に酔っ払ったのは、61年間の人生で最初で最後だ。

何よりも急性アルコール中毒にならなくて本当に良かった。


今、こうやって振り返ると、10代の頃の怖いもの知らずの私は
社会の常識とかルールにあまり縛られたくない、
むしろ破りたい衝動があった。

自分でもすっかり忘れていたけど
若い頃は今なら躊躇するようなことでも、後先考えずにやらかす人だったのかもしれない。



特に、結婚して、子供ができてからは、『何々ちゃんママ』と言われるようになって
私自身のアイデンティティーが薄くなり
「子供たちのお手本にならなければ」という圧を無意識に感じていて、本来の私が封印されてたような気がする。

子供たちも大人になったのだし、もう『何々ちゃんママ』でいる必要もないんだ。


これからの残りの人生は、大人になって身にまとってきたもろもろの鎧を少しずつ剥がしながらあの若かりし頃の私に戻って行こう

新しい自分というよりは元々の私の姿に・・・

この記事を書きながら、勝手に盛り上がって、ワクワクしている61歳の自分がここにいる。


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