見出し画像

上越新幹線開業77日前

夏休み最後の日曜日、国鉄高崎線・信越本線を走る客車列車を撮影後、両毛線の電車(当時の時刻表から、高崎12:21発 桐生行き453Mと思われます)に乗って前橋に帰って来ました。

台風10号による利根川の氾濫・橋梁の復旧工事後、初めて現場を通過するので、様子を見てみようと先頭車の窓に齧り付いています。
手前の架線柱の下にある橋脚が傾いたため、付近の枕木や渡り板が上流側(写真左側)に僅かにズレたのがわかると思います。

利根川橋梁を渡る電車の窓から

前橋駅入り口の脇には「上越新幹線開業まであと77日」と表示された、手差しのカウントダウン看板が建てられていました。

駅入り口脇の看板

国鉄両毛線 利根川橋梁・前橋駅にて
1982年8月29日撮影


(オマケ)
撮影当時は全く意識していなかったのですが、カウントダウン看板の隣に、「大陸から夢のSLがやってくる」と書かれたポスターがあることに近年気がつきました。
当時の鉄道情報誌によると、7月25日から8月31日まで、桜木町駅近くの貨物駅跡地で「中国鉄道展」なるイベントが開催され、人民(RM)形・前進(QJ)形蒸気機関車のデモ走行が行われたそうです。

当時の様子をビデオカメラで撮影・動画投稿サイトで公開されている方がいらっしゃいました。

大型の蒸気機関車の他、中国最古の蒸気機関車:0号機関車も展示。
0号機関車は、2008年の冬に北京市郊外の「中国鉄道博物館」を訪問した際に実機を撮影しました。

0号機関車(2008年1月撮影)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?