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【#01 フィルムカメラ】OLYMPUS PEN EE-3

こんにちは、フィルムカメラ大好きな、しきです。
自分が買って使っているカメラをしっかり知ろう!という事で記事にまとめてきます。

もし、購入検討している方や、どんなものが撮れるん?って興味ある人に読んでもらえたら嬉しいなぁ、と思います、が!!!あくまで自分の知識を深める一環なので、優しい心で記事を読んで下さい...!
(もし間違いあったら教えて下さい!!!!)

OLYMPUS PEN EE-3

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毎日持ち歩いて使っている「OLYMPUS PEN EE-3」

めちゃくちゃ小さくてカバンの中に入れてても邪魔にならないサイズ
ポケットにも普通に入れられるので普段少しでも写真撮ろうと思う時はポケットの中に入れて歩いています。

基本性能
発売       :1973年5月 
1.レンズ    :D.Zuiko 28mm F3.5 (3群4枚)
2.シャッター :オリンパスシャッター(自動)
          プログラム式EE(1/30秒、1/250秒)
          フラッシュ用は1/30秒
3.焦点    :固定焦点(1.5m~∞無限遠)
4.ファインダー:ライトフレームファインダー(0.5倍)
          不適正露出時赤警告マーク付
5.露出計   :セレン光電池による自動調節(EE)
          露出不足時レリーズロック装置付
          GN14専用フラッシュマチック装置付

作例

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結論から言うとめっちゃ良いカメラです。
そもそも小さいし、皮も色々種類があるので自分に合う好きなデザインを探してみても良いかも。(特にネットはリメイク品としてオリジナルな皮のPENが売られているので探して欲しい。)
まぁ、唯一気をつけて欲しいのがssの上限が1/250だから意外と手振れする。
それくらい。

▼ ここからはカメラの詳細なお話 ▼

基本的な使い方はネットの動画とか見てくれると嬉しいです...!
(あくまで自分の勉強が目的なので、使い方とかは書かなくても良いかなって思ってたりしてます。。もし需要があるなら書くかもなのでお気軽に言って下さい。)

1.レンズ - D.Zuiko 28mm F3.5(3群4枚)について-

1-1.ハーフフィルム
OLYMPUS PEN EE-3を調べる人って多分なんですけど、「ハーフフィルム」ってところに惹かれていると思っています(めっちゃ偏見)。
なので、ハーフフィルムについては大体分かっていると思いますが、一応記載しておきます。ハーフ判とは、1コマの中で2枚撮影が可能で、36枚撮りだと72枚撮れます。

※ハーフ判の画角はフルサイズと同等
(焦点距離に1.45をかけた値がフルサイズで見える範囲とほぼ同じ)
  - 28mm×1.45=40.6mm
40mmのレンズをフルサイズのカメラに付けたときと同じ範囲が写ります。

1-2.D.Zuiko
D.Zuikoの名前は、光学設計を行なっていた「瑞穂光学研究所」が由来。
ちなみに、Zuikoは漢字で書くと「瑞光」と書き、めでたい事の兆しである光、のことを言っています。

1-3.3群4枚構成レンズ
テッサー(Tessar)タイプと言います。
他の構成と比較して、歪曲が少なく、像面湾曲の補正が良好。
ボケの美しさ、シャープさで最大の武器である。

2.シャッターについて

2-1.オリンパスシャッター(自動)
ISO(ASA)設定リングで設定したISOでシャッターを切ると、f/3.5~f/22の間から適正なシャッタースピード(1/30、1/250)を自動で選んでくれます。
これをElectric Eye システム(自動露出調節機構)と言ったり。
OLYPENS PEN EEの由来になっています。

ちなみに、光が足りないとファインダー内から、赤ベロが出て「お前、光足りないのわかっとる???よくそれでシャッター切ろうとしたな?」って煽ってきます。
まじで、めっちゃ助かるけど、ガッツ!!って止めに入ってくるので複雑()。

2-2.フラッシュ用シャッター
ISO(ASA)設定リングの黄色い部分がフラッシュ用シャッター。
これに設定するとシャッタースピードが1/30になる代わりに必ずシャッターが切れるので、赤ベロが出てこない。フラッシュがあれば問題ないけど、中途半端な灯りでシャッター切ると結構ブレるので注意が必要。


3.焦点について

固定焦点なので、変更はできません。(1.5 - 4.0mまでがピントが合う範囲)
一思いにシャッター切って下さい!


4.ファインダー

4-1.ブライトフレームファインダー
ファインダー内にさらに白い枠があり、その枠の範囲が写真に映ります。
枠外は写真に影響ないので、必要ないと思うかもしれませんが、ファインダー内に影響がない余白があることで、写真全体のイメージが出来るようになる為、結構優秀です。

4-2.不適正露出時赤警告マーク付
先ほど、シャッターのところで書いた赤ベロの正式名称です。
君にはそんな難しい名前が付いていたんだね?


5.露出計

5-1.セレン光電池

セレン光電池
鉄とセレンの境界面に光をあてると、鉄が陽極、セレンが陰極になり、光(ひかり)起電力を生じる現象を利用した光電池。(出典:コトバンク

基本的に光が足りないと赤ベロ出てロックがかかるということです。
シャッタースピード(1/30、1/250)を光量で自動で選んでくれるが、どっちのスピードで撮れるかは分からないので、手振れの注意が必要

 5-2.GN14専用フラッシュマチック装置付
GNとはガイドナンバーのこと。
GNと距離の関係は以下の様に表せます。

撮影距離 = ガイドナンバー ÷ F値 × √ ( ISO感度 ÷ 100 )

ISOが400だとISO100の2倍の撮影距離まで撮れるということ。(計算のやり方と流石にわかるよね...?)
ストロボ毎にGN違うので、自分の使うカメラと合っているものを使うこと

以上でカメラの詳細なお話は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
今後も、自分が持っているカメラの勉強をしていきたいと思います。

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