2023年新作映画 マイベストランキング
もうすぐ2023年が終わる。
今年みた映画を振り返りつつ、個人的なランキングを。
1. 振り返り
以下はnoteで感想文を書いた新作映画(執筆順)。
noteをはじめたのが今年の2月なので、1月分は除外。
イニシェリン島の精霊
崖上のスパイ
別れる決心
レジェンド&バタフライ
BLUE GIANT
WORTH 命の値段
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
フェイブルマンズ
世界の終わりから
TAR
最後まで行く
aftersun
怪物
告白、あるいは完璧な弁護
君たちはどう生きるか
バービー
福田村事件
バーナデット~ママは行方不明~
月
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
正欲
首
ナポレオン
PERFECT DAYS
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
計25本
2. 点数集計
集計結果は以下の通り。
『怪物』と『キラーズ…』が91点で同率トップ。偏差値も唯一の60超えと格の違いを見せつけた。
一方、最下位は『レジェンド&バタフライ』の26点。偏差値は15点台とのび太も見たことがないであろう驚愕の数字。
最下位を独走していることから壊滅的な偏差値となった。
赤ペン先生コメント
「可もなく不可もなく」を70点の感覚で採点していたので、平均点が72点で近似したのは点数の付け方が素晴らしいから(自画自賛)。
しかし、全体的に点数が甘かったように思える。
下から順に、26点→54点となっており、50点以下は1作品だけの寡占状態。分布としてはかなり歪。
もう少し勇気をもって50点以下をつけるべきだった。
これは思うに、劇場へ行く時点でかなり好みを厳選している&お金を払った自分を否定しないために低得点をつけたくない、というバイアスがかかっているから。
バイアスに打ち勝て、自分。
3. ランキング発表
で、ここからが本番!
noteで書いた感想と点数はあくまで直感。
観賞後の熱が冷めないうちに「ま~、こんなもんやろ」とつけたもの。
それから時間がたち、思い出すうちに自分の中のランキングは変化する。
ということで、前記25作品の中からベスト3を発表します。
3位 キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
首位から陥落したものの堂々の銅メダル。
大御所集めて長尺にしたら、そりゃええもんできるやろ!
とのツッコミで金メダルには届かず。
2位 怪物
こちらも首位からのランクイン。惜しくも銀メダル。
派手さは全くないのに余韻はしっかりと残す芸術性が素晴らしい。
邦画応援の意味も込めてこの順位に。
1位 TAR
なんと5位からの大逆転!!
図らずも2回観てしまった、観たいという気持ちになったという事実を重視。
内容面は言わずもがな。
映像表現、演技、音楽と最高のものが結集。圧巻。
他にも宮崎駿、スピルバーグ、北野武など巨匠の作品が多かった今年。若者にはまだまだ負けてられん!という意地と実力を見せてもらいました。
少し早いですが今年の新作はこれで打ち止めとして、来年に備えたいと思います。
来年はどんな素晴らしい映画に出会えるのか。いまから楽しみにして年を越すことにします。
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