『告白、あるいは完璧な弁護』／映画感想文

このタイトル、日本語としてどうなのよ。
というのはさておき。

全然話題になっていない韓国映画ですがさくっといきます。

1.　あらすじ

色男御曹司の美人不倫相手が何者かに殺される。
密室殺人なので、その場にいた御曹司が当然疑われる。
犯行を否認する御曹司から依頼を受けた弁護人が真相を暴くべく、雪深い山小屋で聴取を進めていく。

2.　点数

70点

名探偵コナンのスペシャル版のようなミステリー。
登場人物が少なくストーリーはわかりやすい。きちんとオチ（とその後）も用意されており、可もなく不可もなくといったところ。

3.　感想

美貌という暴力

被害者の不倫相手は「AFTERSCHOOL」のNANAさん。

そこそこKPOPはかじっているので名前は聞いたことがあったが、
「あー、美しい顔ランキングにのってる人ね。そら美人やけど、韓国だとよくある顔じゃね？」程度の印象しかなかった。

で、本作の初登場シーン。髪型が不自然なショートボブだが、人形のような顔の造形がかえって目立っており、

「うはっっっ！　かわいい！なにこれ！」

というアホ中学生みたいな感想に支配される。

その後場面が変わって大人の雰囲気をまとったロングヘアになり、

「うはっっっ！　こっちもかわいい！なにこれ！」

と再度アホ中学生に。

車の中で御曹司との別れ話をするわけだが（横顔のカットが眼福）、
「絶対別れない！ダメ、ゼッタイ！」と自分なら懇願してしまうだろう。

本作をきっかけにあらためてAFTERSCHOOLのPVをみてみたのだが、やはりイマイチ。
思うに、昭和チックな衣装を身にまとってカメラ目線で媚びた表情で踊るよりも、「普通」な出で立ちのほうが彼女のよさが際立つのではないか。
ま、完全に個人の好みですが。

美人は得
とかじゃなくて、
美人は正義！暴力！
といったところ。圧倒的な画力。

演技も十分なレベルだったので、今後女優としてさらなる活躍を期待したい。

キム・テヒとかツウィの系統ですね

本作の感想は以上！
美人は世界を救う。

美貌を愛でたい人はぜひどうぞ。