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モノクロームの道の果てに
(暗いです。明るく生きたい方は読まないことをお勧めします)
最近、日々モノクロームだ。
景色は真っ黒である。おまけに記憶はぶっ飛んでいる。
人間関係の面倒臭さと憎悪に振り回される日々である。
学校の課題もだるくてできない。
だるいというより、惜しいのだ。
だって、大切な人はいつかどこかにいってしまう。
それなのに、課題ごときをしているなんて、実にアホくさいのだ。
課題をやるより、家族と過ごした方が100倍有意義な時間になるはずだ。
こうやって課題をしている間にバクダンが降ってきて、地震に襲われて、大切な人も、海も、山も全てが逝ってしまったら。
それは、そんなこといつ起こるかわからないんだから、と言ったようなはぐらかしの現実逃避では片付けられない。
おまけに、僕たちはみんな、動物を理不尽に強制収容しては、その肉を貪って、あろうことかまずいと言ったりもする。捨てもする。
控えめに言って、お互いに、もしくは一方的に不幸をばら撒いているのだ。それも大変気が重い。
一方的に殺戮しては、ちょっとでも邪魔になれば権利の大義名分の元に、鉄槌を振りかざす人類。
お互い騙して、蹴落とし合う人類。
人のために尽くして尽くして、自分を壊してしまって、挙句最後は寂しく一人死にゆく人類。
どれも、嫌というほど見てきた。
つくづく、幼稚園の頃に戻りたい。
もう何も見ていたくない。
この日々が終わったりしないのか。その日を待つことにする。
元気ください。お願いします
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