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フィルムでしか『写せ』ないもの。

この方の文章に触発されて、フィルムカメラを撮るとき特有の『ためらい』について、文章を書きたくなったので、書かせていただく。

(kimura noriaki様に感謝!)

“フィルムだとデジタルよりも撮る枚数が減ります。 それだけでなく、撮るものも変わります。 なぜでしょう。フィルムでしか撮らないものがあるのです。 --- それは、持つカメラによって見えるものが変わるということです。 デジタルで撮るときは、目の前のものをためらうことなく「記録」していきます。感覚の表面が反応する感じ。それができるのは「何枚撮ってもタダ」だからです。”

出典・・・『フィルムにしか映らないもの』より

https://note.com/embed/notes/n72e8f1ba7fda

ま、、、

まさにその通りだ、、、!

デジタルだったら、いくらでもバシャバシャ撮れてしまいます。

近年になって動物などの『いい写真』が増えている傾向にあるのは、正直この無限連写可能という『ちょっとした暴挙』のおかげだと思っています。

また、(これに関しては個人の自由なのだが)オートフォーカスのデジタルカメラばかり使うのもなんだか私的にはつまらなく思えてきました。

私が生成した『暴挙の賜物』(マニュアルフォーカスだからまだよし

しかし、フィルムは違います。

フィルム自体の味もさることながら、本体・レンズの清掃にピント調整、フィルムの装填・巻き上げなど、さまざまな行程を経て生み出された、珠玉の一枚を見る瞬間は、まさに自分だけが味わうことのできる好奇心と努力の賜物である。

出典・投稿者の脳内より

そして、私は今日も期限切れのポジフィルムを撮り散らかしては、冷蔵庫のドアポケットに放り込む。

ああ、充実したPHOTO LIFEよ。


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