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3行で終わらない日記[2023年11月15日]

若かった頃、40代以上の先輩たちが熱心に体を動かす姿を不思議な思いで見ていた。私もスポーツが嫌いではないけれど、必死さが違う気がした。そして、自分が40歳を過ぎたとき、先輩たちの気持ちがよくわかった。体を動かさないと、日常生活に支障が出るのだ。ダイエットや健康のため、というより、生きるのに運動が必要になるのである。

そんな生きるための運動がより切実に必要になってきた年頃のワタクシ。今日は、自分に鞭打って、1ヶ月半ぶりにジムで筋トレをしてきた。このところ忙しかったのと、すっかりサボりグセがついてしまっていたのだ。ここまで筋トレに行く期間が開いたのは、初めてだと思う。

筋トレを始めたのは、2019年に周囲の知人たちの間で筋トレがブームになったことがきっかけ。それ以前もティップネスに通ったり、ヨガやスイミングのレッスンを受けたりしていたのだが、筋トレは避けていた。しかし、筋トレを始めた人たちのスタイルがみるみるよくなっていくのを見て、刺激され、その気になった。腰痛予防のために、体幹を鍛える必要があったことも気持ちを後押しした。

筋トレ先輩たちのアドバイスに従い、3ヶ月ほど、パーソナルトレーナーについてもらった。彼女の教え方がとても上手で、レッスンは楽しかったし、自分の体が変わっていくのも面白かった。

体重は食事のコントロールが必要なので、ほとんど減らなかったが、体型は締まっていった。姿勢もよくなり、体を動かすスピードも早くなった。「これはスゴい!」と思ったものの、なにせ、だいたい3ヶ月で熱が冷める人間である。パーソナルトレーナーとの契約期間が終わったら、週1回行くのがやっと。コロナ禍でジムに行くのを控えたことも重なって、以前よりは、途切れ途切れになりつつある。

とはいえ、かつて有酸素運動がメインでジムやプールに通っていた頃よりは、ジム料金が無駄にお布施になっていないので、続いているほうだ。

筋トレ初心者にとって最初の難関は、ジムに置いてあるマシンの使い方がよくわからないことだと思う。特に女性は、男性がトレーニングしているところに混じるのは勇気がいる。今はYouTubeなどで、筋トレレッスンの動画もあるが、まったく触ったことがない人間には、ハードルが高い。それで私も筋トレは避けていたのだが、今となっては、有酸素運動で1時間、体を動かすより、筋トレを1時間やった方が、その後の体調がグッと持ち直し、効率がいいので、ランニングマシンはほぼ使っていない。有酸素運動は、日々のウォーキングでもいいかと思ってるし。

という自分の体験から、筋トレに興味を持った人には、男女にかかわらず、まずはパーソナルトレーナーをつけることを勧めている。私も最初は、パーソナルトレーナーをつけるなんて贅沢と思っていたが、マシンやダンベルの使い方、そのマシンがどこの筋肉に効くのか、自分の動かし方が正しいのかどうかなど、いろいろ教えてくれて、ほぼ基本はマスターできたので、お願いした元は十分に取れたと思っている。

今日1回行ったら、ぼんやりしていた体がピッと目覚めてくれたので、仕事が忙しくなり、またジムに行く余裕がなくなるまでは、定期的に通えそうである。

しかし、私が行っているのは24時間OKのジムなのだけど、ものすごーく空いていた。コロナ禍前は筋トレブームのピークだったこともあって、混雑していたのがコロナ禍でガクンと減り、ブームが落ち着いてさらに減り、今は、もしかしてちょこザップとか、もっと料金の安いジムに移ってるのかな?と思うくらい、人がいなかった。その分、快適だったけど。

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仕事に関するもの、仕事に関係ないものあれこれ思いついたことを書いています。フリーランスとして働く厳しさが増すなかでの悩みも。毎日の積み重ねと言うけれど、積み重ねより継続することの大切さとすぐに忘れる自分のポンコツっぷりを痛感する日々です。