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FIFTYS PROJECT、始めます。〜私たちの人生に政治家になる選択肢を〜

来春の統一地方選に向けて『FIFTYS PROJECT』始めます。

こんにちは、能條桃子です☺️
この度、政治家の女性比率が低い現状を変えるために、『FIFTYS PROJECT』という新しい取り組みを始めます。
来年の4月に行われる統一地方選挙に向けて、ジェンダー平等実現を目指すステートメントに賛同する20代・30代の女性(トランス女性を含む)、Xジェンダー、ノンバイナリーの方の立候補を呼びかけ、支援するムーブメント、コミュニティをつくっていきます。

若者の政治参加を促進する団体NO YOUTH NO JAPAN代表の能條桃子と#なんでないのプロジェクトなどSRHR分野の活動をしてきた福田和子が中心となって、それぞれ各自の活動は続けつつ、共同で立ち上げる新団体、プロジェクトです。

2022/9/6 記者会見で開始を発表しました!

FIFTYS  PROJECT ステートメント

政治分野のジェンダーギャップ、
わたしたちの世代で解消を。


初めて女性が国会議員になった1946年、466人中39人の女性が衆議院議員になった。
2021年の衆院選、当選した女性は465人中45人、比率はわずか9.7%。
この75年で増えた女性衆議院議員はわずか6人ということになる。
政治のジェンダーギャップ146ヶ国中139位、日本が極端に遅れているという現実。
女性も投票、立候補できるという男女平等実現への一歩に心を躍らせた人たちは、
こんな75年後を想像していただろうか。

選択的夫婦別姓、同性婚はまだ実現していない。性教育、緊急避妊薬、人工妊娠中絶へのアクセスは限られる一方、性犯罪に関する刑法では被害者の立場が圧倒的に弱い。男女の賃金格差、セクハラ、根強い性別役割分業・規範も解消されていない。個人の選択と権利が守られ、自分らしい人生を歩める社会には程遠い。
ここからの75年、次の世代に、もっとフェアで平等な、生きやすい社会を残したい。

そのために政治分野のジェンダーギャップをわたしたちの世代で解消を。
まずは女性の地方議員を増やすこと。
その先に、女性の国会議員が増え、女性総理大臣の誕生がある。

現在、地方議員の女性比率は14%
20・30代の女性比率を見ても18%に過ぎず、
このままいけば、私たちの時代に、ジェンダー平等は実現しない。

2023年4月統一地方選挙
20代30代の地方議員の女性比率をまずは3割に

立候補しよう。
私たちの人生に「政治家」になる選択肢を。
これまでの男性と同じように振る舞えることがジェンダー平等ではない。
政治の在り方を一緒に変えていこう。

応援しよう。
応援したい政治家がいないなら、一緒に動いていこう。
投票以外にも、私たちができることがたくさんある。

女性参政権獲得から75年を経て、先人たちの努力のおかげで、今の私たちがある。
政治の場に勇気を持って踏み込もう。
新しい景色ーNew Sceneを、地域から、私たちから、一緒につくっていこう。

FIFTYS PROJECTS

立候補支援の対象

ステートメントに賛同する20代・30代の女性やXジェンダー・ノンバイナリー等の方
*女性にはトランス女性も含まれます。

プロジェクトで実施すること

2023年4月統一地方選および未来の立候補者を増やしていくと同時に、立候補者を取り巻く人や環境を少しでも変えていきたいです。
一緒に模索しながら、つくっていきたいと考えています!

立候補予定または立候補に興味がある方に向けて、個別相談のほか、同じ立候補者同士のコミュニティ、選挙準備CAMPなどの実施を予定しています。
「人生に政治家となる選択肢」を持てるきっかけを提供するとともに、立候補者をひとりにしない環境をつくることを目指します。

また、同じ志を持つ仲間を集めてコミュニティを形成し、立候補する人たちを支援することで、選挙を一緒に応援する人たちを増やすとともに、未来の立候補者が増える取り組みにしたいと考えています。
※今回の支援に金銭的な支援は含みません。

「私が政治家になるしかないのか・・・?」とちょっと考えてしまうあなたへ

分かります、今の社会へのモヤモヤが募ったり、もう少し良くできることないのかな?と考えるうちに、「もはや自分が政治家になるしかない?」って考えたりしますよね。確かに女性政治家が少ないのは問題、立候補する人も少ない。ただ自分がするのか?と考えると、踏み出すための知識や情報、勇気、人との繋がりやきっかけ、資金がない・・・何から手をつけたらいいのやら・・・就職説明会はあっても立候補説明会ってないですもんね。
そんなあなたの役に立ちたいと思って、このプロジェクトを立ち上げました。もちろん私たちが全てを負える訳ではありません。だから立候補の無理強いなどは絶対にしません。
私たちは選挙コンサルのようなプロではありませんが、これまでいろいろな選挙で立候補者支援やオーガナイザー支援をしてきたメンバーなどがいます。立候補するにあたって不安なことなど一緒に解決していければと考えています。お話しして、一緒にこのプロジェクトをつくってくれると嬉しいです。

周りに「あの人、立候補したら良くない?」と思う人がいるあなたへ

ぜひこのプロジェクトをぜひ紹介していただきたいです。
今後、もっと周りに広めやすい仕掛けも考えて行こうと思っています〜!
アイデアあれば教えてください🧡

政治家にはなれない、でも一緒に現状を変えていきたいあなたへ

選挙に出られるのは25歳になってからだから、多くの学生は立候補できない。今のタイミングではない。私は政治家より支える人でありたい。
人それぞれ、今の現状を変えていきたいと思っていても、立候補は難しい理由があると思います。それでも、立候補者を支えることはできます!
むしろ立候補者に全てを背負わせるのではなく、立候補者・政治家を取り巻く環境を変えていくことが、大事。
だから立候補者を募集するだけじゃなくて、活動を一緒に広げ、支えていく『FIFTYS PROJECT COMMUNITY』をつくります。
詳細は今後発表していくので、SNSをフォローしてお待ちくださいませ!

今後の活動予定

順次SNSなどでお知らせします!フォローお願いします。
一緒に活動することに興味がある人がいたら、ご連絡ください。
また、活動資金を集めるためのクラウドファンディング を9/15から開始予定です。趣旨に共感し若い世代の動きを応援してくださる方や時間的に参加できないけど資金面で応援してもらえる方など、協力してもらえると嬉しいです。お願いします。

補足

  • 代表・能條桃子について
    若者の政治参加を促進する団体NO YOUTH NO JAPANを2019年に立ち上げ、代表をしています。また、ジェンダー・気候変動の課題を中心にアクティビストとして活動してきました。NO YOUTH NO JAPANの代表もやめずに、それぞれのアプローチに模索していきます。

  • なぜ『20代・30代』の『女性やXジェンダー・ノンバイナリー等の方』を対象にするのか?
    ジェンダー平等実現のためには、構成員の不均衡へのアプローチが最重要事項と考えています。数値を見れば、比較的男女平等意識が根付いている若年層でも、政治分野においては状況の改善が見られません。いつか変わるのを待っているのでなく、22世紀を見据え今できることに取り組みたいと考え、ジェンダー平等志向のある女性を中心に支援するものとしています。
    また、政治分野で女性があまりにも人口構成に比べて少ない現状において、『女性比率』を大きな指標として問題を捉えアプローチする意義があると考える一方、私たちのプロジェクトは、男女二元論に陥らず、Xジェンダー・ノンバイナリーなどのジェンダーアイデンティティを持つ人を包摂できるものでありたいと考えています。現実の社会のジェンダー構成を反映していない意思決定過程の中で声が聞かれづらいという課題は女性だけでなく多様なジェンダーアイデンティティを持つ人も同じはず。参加したいと思う方がいてくだされば嬉しいです。
    また、女性にはトランス女性も含めます。プロジェクト公開時に明記できておりませんでした。申し訳ありません。セーフティに感じられる場をつくっていきたいと思っておりますので、何かお気付きのことがあれば教えてください。

  • 政党や政治団体との関わりについて
    本プロジェクトはステートメントに賛同する立候補予定者を支援するものであり、特定の政党や政治団体を組織として支援するものではありません。ステートメントに賛同する方であれば、どの政党から立候補される方でも無所属の方でも支援対象として考えています。(FIFTYS PROJECT COMMUNITYに入っていただく方に、そのスタンスを強いる意図はなく、推したい方の支援を中心に考えていただきたいと思っています。)

  • 運営団体について
    『FIFTYS PROJECT』を主催することをきっかけに、今後政治分野のジェンダーギャップ解消に取り組むことを想定した一般社団法人NewSceneを今月設立しました。代表理事は本プロジェクト代表の能條桃子、理事は副代表の福田和子と他メンバー2人が就いています。

  • 問い合わせフォームはこちらです。

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