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拠点と基地について

子供の頃、秘密基地に憧れを持った人は多いのではないだろうか。秘密の入り口だったり、人里離れたところにひっそりと佇む小さな家。あたりには何もないのに、自分だけの基地が自分が来るのを待っている。漫画やアニメでは、何も管理していなくても、大丈夫だが現実の世界ではそうはいかない。人が住まなければただの廃墟で、近隣の人からすれば、人がいない物件ほど不気味なものはない。たとて購入したとしても、人の気配がなければ、ちょっと気になる。別荘であればたまに来るようですよなんて言えばまだいい。今では、ネットの発達で民泊や貸別荘という選択肢も選べるようになった。リモートワークもあって俄に地方に移る流れもできて、地方で手放したい物件もかなり多くなっているように思います。いい形で、マッチングもネットのおかげでできるようになりました。投資として、自分で遊びの延長で直して、自分が使わない時間は人に貸すことができる。人によって観光のスタイルも変わってきたのもいい時代だなと思います。バスを貸し切って、大きな箱を移動する時代では無くなったので。個人が自分の嗜好になった生活を選べるようになってきた。まだまだ、こうすべきというような考え方はありますが、何かをするにはいい時期なんだなと実感しています。

何度かここにも書いている、拠点基地仲間のうちでも今は北海道の別件なども触手を伸ばしています。メンバーの中には奄美にないかとか言い始めていてその多様性や、個人のスタイルの違いがやはり楽しいです。私の奥さんの友人が確か奄美に数年前移住しています。今ではそんな選択肢もありなんだなと。

先行きの見えない時代に、自分の生活圏を構築していく。色々ないつも簡単に手に入るものがないけれど、自分で作れるものは作り出せる。予測しようと思ってもいつも予想外のことばかり起こるので、いいことが起こればラッキーだくらいに思っていた方がいいだろう。色々な別件を持つことは投資に近いと思う。遊びながら直して、楽しみながそこで過ごして、ある程度形になれば、人に貸せるし、その土地が値段が上がっていく可能性もある。そもそも今いらないとされている土地なので、手に入れるのはそこまで金銭的に大変ではない。その代わりに、アクセスの悪さだったり、管理がされていないだけで、週末に出かけて行って、遊ぶ代わりに木を切ったり、壁を塗ったり、屋根の雨漏りを補修するくらいであれば、ホームセンターにいけば大抵のものは今では揃う。職人でさえ、ホームセンターで材料買うので間違いない。少し器用な人であれば、十分副業になりそうだ。3000万円の新築を買うか、300万の中古を買うか。

生活の質や仕事とのバランスなどを考えて、一度見直してみると面白いかもしれない。

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