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スポーツ法学@オンライン第8週 ドーピングと八百長と起業家の情熱と卒業研究の進捗など

週の前半は主にスポーツ界におけるドーピングと八百長に関する授業だったものの、後述の理由で特に前者は出遅れてしまい黄色信号が灯っています。そして後半はFIFAマスターを卒業後に起業された卒業生の方々による情熱的な講義が続く、心を動かされました。また、卒業研究は次のステップに進めたので週末はぐったりモードでした。

ドーピング問題は現代文に似ている?

オリンピックが開催される度に「〇〇選手がドーピングで金メダルはく奪」なニュースを耳にしては「なんでドーピングなどするのだろう」と思っていました。その理由は勝利することによって得られる金銭で家族を養えたり、タイムが伸びずに苦しんでいた時に手を出してしまったりなど人それぞれ。

とはいえルール違反であることは間違いなく、検査の網をすり抜けるための「技術革新」が繰り返され、ドーピングの歴史はまさにイタチごっこ。中でも競技当日には禁止薬物が体内に残らないよう禁止薬物を摂取するタイミングも計画されているなど、その闇の深さを学びました。

そして違反が発覚した際にどのようにして罰則が決まり、選手側は罰則の軽減もしくは撤回を求めるために何をどうアピールするのか。一見複雑なのですが、目の前に提示された事実(=証拠)を基に回答やツッコミどころを探していくのは大学受験の現代文みたいでした。とはいえ法律用語のオンパレードなので、以下サイトなどの日本語ソースにも頼って理解を深めました(とはいえ分からないことが分かったレベルです)。

そして来週末の後半には3学期の名物である模擬裁判が試験として実施されます。既にグループ分けとお題は提示されており、私は世界ドーピング防止機構(WADA)の一員として、某国のオリンピック派遣選手を決める最終選考会を突破した後に禁止薬物の陽性反応が出た選手を派遣リストから除外するよう訴える役割になりました。

この模擬裁判の準備が後に実施される最終試験(筆記&口頭)の準備にもつながるのでガンバります。

スポーツ界における八百長問題

日本人のアスリートは倫理観が世界の中でも高いので八百長案件が比較的少ないとは言われている中、逆に八百長に狙われやすいのは誰なのか。それは待遇が低い選手たちと言われています。例えばメッシのような大物は別に八百長をしてまでお金を稼ぐ必要が無いので、八百長の話を持ち掛けられても気に留める必要がありません。逆に薄給の選手は大金に目がくらんでしまうことも。

そもそも八百長の何が問題かというと、八百長によってスポーツが持つ「試合結果が分からないワクワク感(=不確実性)」が損なわれると競技の魅力が失われ、ファン・サポーターがいなくなり、経営危機に陥っては競技レベルも下がる悪循環に陥って最終的に廃れます。「何を大げさな」と思って見逃している間に大問題となったら手遅れです。

そのため、FIFAをはじめとする競技の統括団体や、各大陸や各国連盟は八百長を撲滅するために様々な啓発活動や通報窓口の設置およびその認知向上に取り組んでいます。しかし、上記の薄給の選手にとっては目の前に積まれた10年分の給料に相当する金額を捨ててまで通報窓口に連絡をしたら大金を逃すことになります。八百長を撲滅したい競技団体側は選手が通報窓口に連絡をしても同額のお金を与えることは非現実的なので、とにかく啓発活動をはじめとした選手への教育を継続することが不可欠です。

最後に、ネパールでは八百長を完全に取り締まった(法令で禁止した)ところ、某競技の代表チームの競技成績が好転したという笑えない出来事があったようです。ちなみにギャンブル大国のイギリス競馬は厳しい取り締まりがあるようで、卒業研究の一環でも調べており、講師の方に取材依頼をしては即OKをされるなど刺激的な講義でした。

起業は手段であり、その背景が大事かつ熱い

週の後半は世界中のサッカーやフットサル、ビーチサッカー大会を手軽に配信できるMyCujoo(テック系)や、フランスのベンチャーキャピタル、さらにはアメリカで7人制ラグビーの大会を発展させた卒業生の方による講義が続きました。さすがは様々な失敗と修羅場を糧にしてきた方々。誰もが課題を見つけては、それを解決するための手段としての起業なのは当然で、その事業を持続させる仲間を集め続けてきた話術が熱かったです。

私は高校~大学時代にベンチャーブームが起き、「起業が目標ではなく、理由であるべし」ということを叩き込まれたので今回も事業内容よりもその背景が気になっていたので、フードロスならぬ、スポーツアパレルの売れ残りロスの解決に取り組んでいるフランスのベンチャー企業に投資すべきかという投資家の方による講義が特に印象的でした。

ふと自分に置き換えてみると、問題意識よりも自分がしたいことに課題解決を後付けしていただけだったなーと思ったり。果たしてそれがいけないのか分からないものの、そういう視点での就職活動もいいのか、それだと軸がブレるのか、などなど考え込みました。とはいえ考え込むことも行動することと同じく重要だと思いますし、引き続き色々と悩んでは様々な話を聞いたり、本を読んだりして知見を増やしながら行動したいです。

卒業研究ブーストかけました

先行研究や記事を読むのは進んでいたものの、実際に執筆が進んでいなかった卒業研究。可能な限り私を含む4人全員でガンガン攻めたいものの、現実的にはそうもいかず。とはいえ理想は追い続けたいので、構成の詳細であったり、インタビュー取材の申し込みを授業の予習復習より優先して一気にやったところ心配だったメンバーが加速して一安心。

ふと思い返してみると、出来上がりの構成を考えたり、取材を申し込むことは前職で番組制作を担当していた時に楽しんでいたことでした。ただし自分がやって楽しいことで貢献できることはめちゃ嬉しかった反面、働きマンの「仕事モード入ります」な状況だったので、反動もしっかり来ては週末はぐったり。こういう時に何かをしようとしてもロクな出来にならないので、家の掃除を普段より多めにしたり、月曜更新が続いていた当noteも日曜に更新してみたり。

さて、その卒業研究は提出期限まで残り39日。テストが直近の2週間で3つもあって盛りだくさんですが、卒業研究のインタビュー取材も続々と決まりワクワクが高まったので引き続きガンバります。

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1985年神戸生、地元は横浜。関東とアジア諸国で育ち、98年W杯から現地観戦を継続中。大阪のCS局で10年半勤め、日本で再度W杯を開催するには本丸へと思い2019年9月FIFAマスターに入学、2020年7月修了予定。連絡先はtaizouchida @ホッとメール.comです。