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フィールドノートとは?

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「どのマチにもあるモノではなく、このマチにしかないモノをえらぶ」

そう思うようになったのは数年前に、東京から釧路まで原動機付自転車で旅をした時からでしょうか。

地方と呼ばれるどこのマチにも、郊外には大型スーパーやショッピングモールが存在していて、そのようなマチを目にする機会が多いほど、訪れた地域の印象がなんとなく希薄に感じられました。

それは釧路も例外ではないと思いました。

マチを歩けば、よく見る看板やコンビニばかり。

決してそれが悪いということではありませんが、このマチにしかないお店や景色、この土地の魅力といったものは、商業的な面や利便性などによって見えにくくなっているように思えるからです。

そこで思ったのは、「安いから」といった価格を優先した、 お金と物の交換だけで行われる「消費するだけの買いもの」から、 地域のお店やサービスを応援する「人との関係性を生む買いもの」を 提案できないだろうか、といった思いでした。

買い物を通じて「地域の企業やお店を応援する」こと。

それは野球やサッカーチームを応援するように、 ごく当たり前な「ホーム」の感覚として共有することはできないでしょうか?

消費者はサポーターであり、そしてホームを応援することはお店だけではなく、 私たち自身の暮らしも豊かになっていくことに繋がると思います 。


フリーペーパーやウェブサイトを通じて、消費するだけではなく循環する買い物を提案できるローカルメディアとして、今後とも地域のお役に立てるように日々過ごしていきたいです。


フィールドノート 清水 たつや

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FIELD NOTE 01 / 創刊にあたって 2016.1.31

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