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バーチャルの本来の意味を知ってますか?

近年、バーチャル○○という言葉をよく聞くと思います。例えば、バーチャルリアリティ、バーチャルYouTuberなどなど…

そういった場面で使われるバーチャルという言葉は通常「仮想」という日本語に置き換えられます。この仮想という言葉は「実際にはないものをあると想定して考えること」という意味で、現在は「デジタル空間上に現実の何かを再現したもの」という意味も加わっていると思います。

ただ、本来英語のVirtualが持つ意味は「仮想」とは少し異なっていて、「表面上は別のものだが実質的に同一のもの」というような意味になります。

具体例を挙げると、バーチャルバナナは、デジタルデータで再現されたバナナという意味ではなく、実際にはバナナではないが本質的にバナナと同じもの(そういう果物があるとして)という意味になるわけです。それがデジタルであるかは関係ないということですね。

つまり本来の意味に合わせるとバーチャルリアリティはデジタル上の現実ではなく『現実とほぼ同等のもの』という意味であり、バーチャルYouTuberは『YouTuberではないがYouTuberと言っても過言ではない人』だということになります。

まあ、カタカナ語になって意味が全然変わってしまった英語なんてたくさんあるし、言葉の意味は共通認識で構成されるのであんまり気にする必要はないんですけどね。

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