誉と恥 パート1

なんとなく、菊と刀にありそうなキーワードを並べてみましたが、そんな堅苦しい話ではありません。
みなさん自分の引き出しメンテしてますか?って話です。

よくわからないと思いますが、私も良くわかりません。
引き出しという表現は、「アイディアの引き出し」「言葉の引き出し」なんて感じで使われるように、自分の内にあるストックみたいな感じで使われているかと思います。

で、もともと精神的引きこもりがちな私ですが昨今の外出自粛なムードでさらに拍車がかかり、もっぱら一人遊びが加速しています。そうなると、言葉の引き出しはもちろん「感情の引き出し」が随分と硬くなってくるもので、開けやすい引き出しばかり使いがちです。

ハードでシリアスな映画は避けて、まったりのんびり見れるものや、単純明快なアクション映画を見たり、新しいものにチャレンジするより勝手知ったる趣味を惰性で続けたり。
蛇足ですが、ここ3年ほど同じゲームを毎日やるくらい惰性で生きております。

となると、だいぶ感情が退化してきまして。
といっても、「正直、感情が無くてすべてが滑稽に見える」なんて中二病な話しではございません。

先日、久々に人前で褒めちぎられるれるという誉なことがあったのですが、褒めちぎられてて照れるなんて感情の引き出し、ここ数年開けてなかったのでそれはそれは引き出しが渋くなっておりまして。
脳がバグった結果、開けやすい「恥ずかしい」という引き出しがフルオープンになったわけです。ちなみに、私の「恥ずかしい」引き出しはかなりガバくて、日々何かにつけて赤面しのたうち回っています。まぁ、すぐ赤っ恥を披露するおっちょこちょいな性格を直せと言う話ですが。

そんなわけで、褒めちぎられたときバグって「あ、あの、あ、あ、あ・・・あの、すいません、ほんとすいません、気を付けます。」とつぶやいて全力ダッシュでその場から逃げてしまい、その晩は酒を煽り、お風呂に入りながら自分を呪い、世間を呪い、宇宙の偉大さと比較することで平静を装ったわけですが。

そんな感じで、普段からいろんな感情の引き出し開けておかないと、いざというときバグるよという話です。

でも、照れると恥ずかしいってけっこう近い感情な気がするんですよ。なので褒められるのけっこう苦手てございます。

やっぱ、安然とした世界って良いよね。
これからも一層予定調和な世界を生きていきたいなと。エントロピーの拡大を防いでいきたいなと思った次第です。

※なんとなく、誉と恥ってワードはいろいろ書けそうなのでパート1としました。パート2が出るとは限りません。
※きっとこの記事のことも夜思い出して恥ずかしくてのたうち回ると思います。


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