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【note100本目】note100本書いて気づいたこと


僕らは、書くことでしか満たされない



小学校の時、読書感想文の宿題がいやだった。
自分でやった記憶がなく、
毎年母にやってもらった。
成績は、国語が一番わるく、
ずっと理系の道で生きてきた。

そもそも、感情をさらけ出すのが苦手で、
好きも嫌いもあいてに伝えられなくて、
頭が真っ白になってしまう


大学1年生の頃にノートに日記を書き始めた。
最初は少しだけ。天気とかその日行った場所とか。

就活が終わり、noteに投稿を始めた。
大学時代は本ばかり読んでいたし、
言葉が好きで、
絵も歌も得意ではないから、
自然と"言葉"で自分を表現するようになった。

最初は自分の文章力に落胆した。
でも、その時の自分が書いた文章が、
私自身のありのままの姿なのだ。


書き始めて1年。noteも100本になった。
「ふみは感情を言葉にするのがうまい」と
インターン先の社長に言われるし、
「noteを読んで話したいと思った」と
声をかけてくれる人もいた。

100本書いて気づいたこと、とタイトルで書いたが
経験が大事だとか継続することの大切さとかそんなことは言わない。
確かに、最初の頃より、書く量も言葉にする機会(ペース)も増えた。

けれど、何より、言葉にすることが大事だ。
僕らは言葉でしか相手に"明確に"伝えられない。

また、自分が好きなものを好きだと言っていると人が寄ってくる。
友達と深い話をするようになったし、noteの読者も、本好きの知り合いも、感情を言葉にする手伝いしてほしい人も寄ってきた。


僕は考えたい。深い思考の中で編み出される自分自身の内なる声と向き合いたい。
それが、今の自分なのだから。

だから、僕は、今日も書き続ける。



僕らは、読むことでしか満たされない



母は本が好きだ。
今でも僕の買った本は「私も読む」といわんばかりにくいつくし、
小さい頃、僕の周りには本がたくさんあった。
ただ、本を好きになったのは、高校生の頃なのだが、、

【高校の教室】5年前
僕は「国語のテストどうだった?」と川崎に聞く。
「あーあの読解問題か。あれ読んだことあったわ」と。
「あー分かる。おれもだ。」と井本もいう。
僕は、その小説が好きになり、原作を読んでみたいと思った。
みんな小説読んでるんだな~と思い、少し焦った

【大学の図書館】今
思い返すと、本を読むきっかけになったのは、
国語のテストで本屋大賞の「羊と鋼の森」が扱われたことだ。

あとあと、高校の休み時間は図書館に行くようになったし、
大学1.2年の登下校の電車では本を読んでいた。
たまにつまらない講義があると、本を開き、小説に心を動かされ教室の隅で泣いていた。


「本を読むと世界が広がる」とか「物語を楽しめないのはかわいそう」とか本好きは言う。
けれど、それは小説によって感動した経験があるからだ。
本を読まない人には、共感も理解もしてもらえない。

「1冊、同じ本を読んでいれば、会話することができると思うの。」という新潮文庫のキャッチコピーが好きだ。
確かに、話があうなと思う人は、同じ本を読んでいることが多い。

本によって自分にはない感情を知れた。感情を言葉にしてくれた。
だからこそ、より多くの人の感情を理解し、寄り添える。

本を読まない人は孤独ではない。
とは太宰がいった皮肉ではある。
だから、本を読んだ分だけ、人の孤独が理解できる。

だから、僕は、今日も本を読む。

本は読んだ方がいい。
たくさん読んだ方がいい。
そして、自分がお気に入りの本を見つけたら人に勧めた方がいい。
もしくは大切な人に贈るのもいい。



僕らは、言葉でしか満たされない



口から発せられるものが、その人を表している。
人は、食べたものしかだせないように
自分の中にあるものしか、言葉にできない。

言葉に救われた人は言葉の力を知っている。
言葉で傷ついた人は言葉の重みを知っている。

あなたの言葉は、あなたしか語れない。
だから、就職の面接官は、スキルよりも想いが知りたいのだろう。
あなたにしか語れない言葉が聴きたいから。

そんなことを話したら
「言葉で人は恋に落ちることもある」と友達は言う。

あなたが生み出す言葉は、あなたの物語だ。
だから、言葉は磨いた方がいい。言語化する力があった方がいい。

ありがとう、を言えるのなら
惜しみなくいった方がいい。
案外、目の前にいる人には言えてない。
そして、当たり前は当たり前ではなかったと気づく。
だからこそ、大切な人にこそ言葉で伝えたい。





今の僕を形作っているのは、
読書で得た知識と自分の中から生まれた感情だろう。

人は考え、感じたことがすべてだ。


大学卒業を間近に控えた今、
友達と「30歳の自分へ」というタイトルで手紙か動画を撮ろうと話している。


僕は、迷わず、「今の自分は、読書と、振り返りをしていますか?」と尋ねるところから始めるだろう。

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