「テスカトリポカ」を読んでいます・構成は生き物だ
(若干ネタバレあります)
今読んでいる佐藤究の「テスカトリポカ」の感想をノートにまとめている。まだ4分の3ほど進んだところなのだが、途中経過としてここに書いてしまう。
素晴らしく面白くて、かつ独特の小説だ。エンタメとして面白い以上のなにか稀有な秘密があるはずだと思う。
たまにこういう小説を読む機会に恵まれるけれど、構成が生き物みたいにオーラを放っている。「起承転結」や「ハリウッド3幕構成」といったものを超えて、構成が話を盛り上げるためのツール以上の輝きを持ってい