春風の花を散らすと見る夢は覚めても胸のさわぐなりけり
こんばんわ、唐崎夜雨です。
最近見た夢は、書いた文章がなにかの賞をとったというもの。まわりの人がおめでとうと言ってくれる。
でもね、本人はどこに何を書いたのか記憶がない。ありがとうと嬉しいふりをしつつも内心は疑問符だらけで喜んでよいのかどうか分からない、という夢。
夢というとこんな和歌を思い出す。
春風の花を散らすと見る夢は
覚めても胸のさわぐなりけり
西行の和歌です。春風に桜の花が散ってしまう夢からさめても、胸が騒ぐなんてどれだけ桜の花が好きなのか。
というわけで今夜は最後のサクラの写真。
花筏を撮りたいのですが、なかなかタイミングが合わない。
散った桜を撮りたいなんて、似たりよったりだよと西行さんに思われてるかもしれませんなぁ。
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