大事な人から離れたい

鬱になるとそうなるもんなんでしょうか。

浅い関係の人ほど、何も思わずに済んで、ある程度知った仲だと、知り合って長いと、その人たちを失うのが怖くなる。

そういう大事な相手にこそ、私は間違ったことをしてしまうから、どんどん離れたくなった。

関係がおかしくなったら嫌な人から順に、案の定、私は頼ってしまったから、分散させて頼ることができなかったから、弱音を吐ける人は1人だったから、迷惑ばかりかけたから、何度も何度も狂ったから、なくしてしまった。

それでも飽き足らずに、また信頼してた人たちに迷惑ばかりかけるようになった。相手には家族がいる。忙しいに決まっている。そんなの分かっていたことなのに、浅はかだった。他人の優先順位を邪魔してしまうことほど、恥じることないや。未読スルーも意図的だとわかれば、断れなかったんだなって、わかる。人間誰だって、そんなに優しくないよ。

全部自分が悪いなぁと思う。
誰かに、何かの役目をして欲しいなんて、思うだけでなく頼んでしまうなんて、本当に愚かだと思う。上手な他人の頼り方が全くわからない。

あと何年、何ヶ月、何日、こうやって生きていくのか、気が遠くなる。縁が切れていくというか、私が耐え切れずに、縁をどんどん切っている。戻ってくる縁なんて、ひとつもないかもしれないのに、耐えられないってなんだろうな。

でも、人はさも簡単かのように「周りの人を頼ればいいのよ」と言う。そういう環境に恵まれた人生の人なんだと思う。悪気がないのもわかる。日々の素行が、とても良いのでしょうと思う。
だが、実際問題、本当の意味で助けてくれる人っていうのは、家族の関係を結んだ人くらいだ。それがいないのなら、誰もいないに等しくなりやすい。それを知らずに生きられる人は幸せだなと思う。