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社会人10年超。音楽鑑賞、合奏、合唱、言語、映画、本、海外旅行、絵画、花、良い香り、綺…

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社会人10年超。音楽鑑賞、合奏、合唱、言語、映画、本、海外旅行、絵画、花、良い香り、綺麗なものが好き。建築、地図(地理)、歴史、インテリアにも興味あり。快適でいたい。仕事をきっかけに、うつ病、不安神経症、不眠症発症。自宅療養中。典型的INFJの模様。

最近の記事

できること、できないこと、考えたこと。

うつ病を発症してから、初診に行ってから、仕事を休んでから、主治医についてもらってから、うつ病(と不安神経症だ)とはっきり診断されてから、復職してみてから、再び休職に入ってから、随分と時は流れた。 何事も比較の問題である。前述の「◯◯してから」のいつと比べても、改善していることは間違いないと言える。 自分の力量を見誤らずに過ごすのが、前より上手くなったと言える。 人によって本当に異なる症状があると聞くが、一度、最近のできることとできないことを、書き出しておこうと思う。

    • どこまでも沈む

      どこまでも沈んで、最後まで沈んだら、浮いてくると、多くの人が言った。 大人になるほど、避け難い痛い目を見て、信頼関係を築くとか、他人を信用してみるとか、そういうことが難しくなった。 無邪気に仲良くなって、何も起こらずに済んだ子どもの頃は、それが奇跡的なことで、幸運なことなのだと知らなかった。 痛い目を見た時にも、支えてくれる人がいる人生にしたい。1人でいいから、信じて大丈夫な人に出逢いたい。早めに。 それまでは、どこまで沈んでも、沈んでも、浮くことができないのではないか

      • ルッキズムと私

        書くのが難しい話題に思う。 ルッキズムが蔓延して、「こうあるべき」という姿が社会に浸透するから、人は自分の見た目に関して、優越感なり劣等感なりを抱くのだろう。 私のコンプレックスは、女性として、日本社会で生きるのに、やや難ありだ。 電車の吊り革広告で脅迫的にすら感じられる全身脱毛。 日本人の女性にとって一番困るパターンは、「肌が白い」かつ「毛深い」というパターンであろう。 せめて、肌が白くなければそんなに、その毛は目立たずに済んだのでは……と恨みがましく思うもの。 が、私

        • 自分の気持ちに正直であること

          なんだか今月は色々なことがあった。 前回の記事(メンタル不調 本当の原因は?)を書いてから、ハッキリと改めて自覚し、反省したことがある。 私は、自分の感情に正直でいられなかったことを、周りのせいにしているということだ。 自分の本音に蓋をして、嘘をつき続けたことがいけないのであって、あらゆる人間関係において、勝手に「我慢する」ことを選んできたのは、他ならぬ私だ。 それは誰に強いられたことでもない。 私の選択であり、それ以上でも、それ以下でもない。 それなのに、他人のせいに

        できること、できないこと、考えたこと。

          「退職」の2文字

          休職か退職かを決めて申請書を職場に送らなくてはならないタイミングがきた。 郵送されてきた申請書上の選択肢として「退職」の文字を見てから、今の職場に、自分がただ執着しているように思えてならない。 実際、心身の不調に耐えられず、欠勤し始めた当初から、いやそれよりもずっと前から、気づいていたことだった。 ずっと、答えを先送りにしてきた。 内定先がココしかなくて勤め出し、成り行きで11年勤めた。出向や、部署内の小さなものを含めて、6回異動した。会社員は、組織の駒に過ぎないのだと、

          「退職」の2文字

          環境を変えたい気持ち(復職、転職)

          気持ちの荒まない仕事がしたい。 今何となく頭に浮かんだから、忘れないうちにメモしておく。ポジティブな「何をやりたい」で進んでいけると理想に思うが、消去法もそれが出てこないうちは手段の一つなんだろう。 元の仕事は気持ちが荒む場面が必ずと言っていいほどあった。部署内異動と出向も合わせると、11年で6つ経験した。どれもこれも任期が短いのは私の落ち度ではないと、弁解させてもらいたい。笑 全部、組織の都合である。 会社員だもの、自分は駒だと2年目までによくよくわかる職場。部署ごと

          環境を変えたい気持ち(復職、転職)

          どう復職するか問題

          自宅療養といえど頭をよぎるのは「復職」についてである。 そもそもうつ病のきっかけは、コロナ禍の出向だった。「コロナ禍の」をつけたのはそれも要因の一つだと思うからだが、要はとにかく職場環境が合わないのを、任期がはっきりしているからと、我慢をしすぎたのだと思う。自分の感情に蓋をすることだけで乗り切りすぎて、自分の感情がわからなくなっていた。 仕事を休み始めたのは、出向を解かれて4ヶ月以上経った時だ。適応障害と思い込んでいて、環境を離れれば治ると思ったのが見事に裏切られ、状態が

          どう復職するか問題

          億劫と自暴自棄の対策(手抜き食事のための買い物リスト)

          うつ病、不安神経症、不眠症で、精神科に通院している、一人暮らしの者です。 症状として、あらゆることが「億劫」になったり、自己嫌悪やら絶望感やら虚無感やらの向こうの「自暴自棄」に到達したりします。 また、そうでなくても、とにかく夜が怖いとか、正常でないとわかる心境に襲われる時があります。 セルフコントロールのために、決めたこと、やっていることをメモしておきます。 必ずしも適切でないかもしれないと、我ながら思っています。 内容が一緒でなくとも、似た悩みを持つ方にとって、何か

          億劫と自暴自棄の対策(手抜き食事のための買い物リスト)

          メンタル系の病院選び(実体験)

          0.はじめに はじめまして。 2023年の8月から、今の精神科の主治医に、「うつ病、不安神経症、不眠症」の診断を受けており、服薬治療中の者です。仕事も休んでいます。 私は2023年の1月、とある病院の診療を受け、11回通いました。結論から言って、状態は良くならず、何より病院選びに失敗していました。 ドクターショッピングは嫌だと思いながらも、転院先を探し、幸い第一候補先にした今の病院に、8月から落ち着くことができました。 ただ、藁にもすがる思いで行った最初の病院で、診療の

          メンタル系の病院選び(実体験)

          私の症状と、薬以外で役に立ったもの

          診断名は、治療中に変わることもあるし、医者によって見方が変わるし、真に受けすぎないのがいいとも聞きますが、抑うつ状態だとか、鬱病だとかの診断書をいただいて、仕事を3ヶ月休んだ私に出ていた症状と、役に立ったもののメモです📝 ※服薬治療中ですが復職中です。 〈症状〉 ・食欲不振(体重減少) ・不眠症(入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒) ・病的な焦燥感と不安感 ・↑の延長で発作のようなものが起こる ・夜がこわい ・人混みがこわい ・電車に乗っているのがしんどい ・人がこわい ・決めら

          私の症状と、薬以外で役に立ったもの

          十分に鬱だったが、怖がりが過ぎて、治療が遅れた話💊

          これは、「たぶん適応障害か何かだと思うし、鬱だとしても軽いと思うし、薬はなんか怖いからのみたくないし、できれば会社も休みたくない」と思っていた私に起きたことだ。その結果、どうなったか?結論はタイトルそのままだ。 ある程度の時が経ったから、書き残しておくことにした。人によって異なることだらけの疾患との付き合いにあたり、私自身、「他人からの悪意のないアドバイス」や「勝手に提示される解決策」ほど辛いものはなかったので、本当にひとつの例として、読み流していただくものとして公開してお

          十分に鬱だったが、怖がりが過ぎて、治療が遅れた話💊