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沖縄を自転車で一周してきた話 4日目

9時前にホテルを出発。道の駅許田というところをまた通っていく。ずっと沖縄の左半分を走ってきたが、今日は右側にうつることになる。うつるとなると、山をこえねばならず……一番坂が少なそうなところを狙って今日超えることになる。



坂だ。

でもまぁ、のぼれなくはない、朝一で体力と気力の残っているうちにのぼる結果となってよかった。あと、関係はないんだけど、こういう道にめちゃくちゃカタツムリのちっちゃいのがいる。がんばって避けるけど怖い。湿気と潮の匂いと暑さでやっぱり沖縄なんだと思う。



沖縄中段右側はどうも田舎っぽいところらしく、おだやかな道が続く(誰もおらん)

南国感だしてくる。


道の駅ぎのざに到着。けっこうおっきかったし、ちっちゃいプールとかあって子どもたちが入っていた。入ろうと思ったけど、奥様にやばいやつきたみたいな目で見られそうだったからやめる。


ちゃんと沖縄感のあるものを食べている。えらい。




カメラでとらえられるくらいの夏の日差しと、田舎っぽい沖縄。


沖縄っぽい。



海がみえるところがあったので寄ってみる。見ての通り結構このへんは田舎っぽい感じで、おだやか。あと、これ、2枚目の写真のすぐ右に、一軒家があって、すげープライベートビーチみたい、って感じだった。泳ぎたいな~って時は泳いで、釣りしたろ、って日は釣りしたり出来るのかなぁ、って思ったらちょっとうらやましかった。すむならここ。


沖縄はなんか妙に潮の香りがするところ(海)と、妙に車の多いところ(都会)と、妙に重機のあるところ(山)と、妙に臭いところ(家畜)に分かれます。このへんは後ろの2つです。





沖縄のもん食う!というルールのもと、ヤギ汁をいただく。
うちの店のは臭くない! ってかいてあったけど、くさい……いや、これはお店が悪いんじゃないよね多分、ヤギ自体がそんな感じなんだろう。ジンギスカンのくさいとこあつめたみたいな風味だった(失礼)左のそぼろ丼みたいなの美味しかったです。



シーサーも見守っておられます。近くでべこべこの車がガードレールにバックでぶつけてて、えぇ……と思った。やっぱり沖縄県民は運転が荒い。


ちょっと町になってきた! 南部がやっぱり町みたいで、南部にいけばいくほど交通量も増えて、町になっていく。


これ、北海道のマークのパンでおなじみ! って思ってたけど、九州沖縄は九州マークなの? これ沖縄的常識? と思いながら見つめる。

暑くて疲れすぎてマックへ(行くんかい)
ここまで70kmくらい、時間は4時。うーん、どうしようかな。なんか沖縄きてから全然夜は走ってないんだけど、思うに、夜走る意味もないかなとポテト食べながら考える。(景色見えないし、急いで進む必要もないし)去年は京都から茨城まで帰ってこないといけなかったから夜でもがんばってこいでたけど、わざわざこがなくてもいいのでは? と思い、近くで宿を探すことに。


数キロ先のホテルを予約して、到着したら誰もいない……
え……? 沖縄的ノリ? とか思いつつうろちょろしてたら外国(多分ブラジルとか?)っぽい方々に声をかけられてチェックイン出来た。どうもワンスリーマンション的なのの空き部屋をかしてる、みたいな感じだった。基本的に僕は素泊まりがいいので、素泊まりで安いところを探すんだけど、お湯につかりたい(皮膚がめちゃくちゃになるのでバスタブがほしい)ので、ちょっと宿探すことになる。寝るだけでいいならもっと安いところはあるはず……

そうやって誰ともなるべく会話しなくてもいいホテルをチョイスしていくところが良くないところなのではないか、とか思いつつ、明日の事を考える事にする。

結構こいだ気がするんだけど81kmか~、まだ太陽出ている時間にホテルについてたから、まだこげたはこげたんだけど、ここから先どこにいくのかも考えてなかったので、まぁ、考えよう、というきもち。

最終日は自転車返して首里城でもみるか、って感じだったので、この位置まで来たらじゃあ最南端いくかぁ、って思い始める。沖縄の一番したの右側とか、したから3段目(?)くらいの右側とかも景色がよかったり、見るべきものがあったりするようだったが、ま、いっか、景色どこも海でしょ、的な感じで最南端を目指すことに。


それが苦行のはじまりだった。

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