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Fender LEAD 1・3のハムバッキングピックアップをWide Range Humbuckerに近づける試み(ポールピースマグネット化)
Fender LEAD 1・3のハムバッキングピックアップに対するマグネット交換の試みについては、過去に記事としてまとめていますが、今回はFender Wide Range Humbucker(以下WRHB)に仕様を近づけるべく、ポールピースのマグネット化を図ってみました。 Wide Range Humbucker WRHBについては以前別記事内でまとめていますが、Gibson社でいわゆるラージハムバッカー等を開発したSeth Lover氏が、1967年頃にFender社
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希少材Limba Wood(Korina Wood)を用いて作成したLEAD2レプリカモデルのGibson Explorer化 #コスプレ
※本記事は「希少材Limba Wood(Korina Wood)を用いて作成したLEAD2レプリカモデル」に加筆・修正を加えたものです。 希少材を用いて作られたProvision Guitar社製のLEAD2レプリカをGibson社のExplorerに近づけるべく、ペグとピックガード、ノブを交換しました。 Gibson Explorer 1958年に発表されたGibson社のExplorerは、同時に発表されたFlying Vと同様ボディー・ネック材としてLimba W
リプレイスメントパーツを用いたFender Player LEAD3のAllan Holdsworth "1973 Stratocaster with Dick Knight Neck" 化 #コスプレ
今回のモチーフはAllan Holdsworth が1970年代後半に使用していた1973年製のStratocasterです。ネック・ボディーを含め、リプレイスメントパーツを使用して組み上げています。 Allan Holdsworthと使用ギター(1970年後半~80年代前半)Allan Holdsworthはイギリスのジャズフュージョン、プログレッシブロックのギタリスト、作曲家です。1970年代よりTempest、Soft Machine、Bruford、U.K.などの
Fender American Performer Mustang搭載のDynamic Vibrato(American Performer Mustang Bridge and Tremolo)について
American Performer Mustang Bridge and Tremolo Fender社は2019年1月のThe NAMM Show 2019でTHE AMERICAN PERFORMER SERIESを発表しました。このシリーズに通底する特徴としては、ギア比を18:1としたClassicGearチューニングマシン(オリジナルKlusonは12:1、復刻版は15:1)や新開発のYosemiteピックアップ、トーンを絞った際に低域も同時に適量アッテネートするG
Fender LEAD3のZodiac Works SHⅡ-180(シャチ・布袋寅泰モデル)化(再追記:2022/2/10) #コスプレ
今回のコスプレモチーフは布袋寅泰モデルのひとつとして知られるZodiac Works社のSHⅡ-180(通称シャチ)です。Zodiac Works社からは、SHⅡ-180以降もSHシリーズとして仕様の異なるシャチが登場していますし、同型のモデルは「H」の品番でFernandes社からも発売されていました。 布袋寅泰 布袋寅泰はBOØWYのギタリストとしてデビューし、解散後はソロ活動の他、COMPLEX等での活躍でも知られるミュージシャンです。使用ギターとしては、なんといっ
Fender LEAD2のEdward Van Halen "Pre"Frankenstrat化(2022/2/11完成) #コスプレ
今回は、Van Halenのギタリスト、Edward Van Halen(以下EVH)が愛用していた「Frankenstrat(或いはFrankenstein)」と呼ばれるStratocasterタイプのギターをコスプレのモチーフにしたいと思います。ただ、Frankenstratは時期により仕様が異なるため、その変遷の中からモチーフを選択する必要があります。 ※参考サイト A Different kind of truth Frankenstrat Frankenstra