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更年期に漢方

更年期症状を緩和させるために、漢方を飲んでいる方や漢方が気になっている方、多いのではないでしょうか。
今回は、更年期におすすめの漢方や漢方のメリット・デメリットなどご紹介します!

1,更年期に漢方のメリット・デメリット

〈メリット〉
・自然なアプローチ
漢方薬は自然由来の成分を使用しており、体に優しいと考えられています。

・総合的なアプローチ
漢方医学は体のバランスを整える総合的なアプローチを取るため、症状の根本原因に働きかけることができます。

・個々に合わせた処方
漢方医師は個々の症状や体質を考慮して処方を行うため、個別に適した漢方薬を受けることができます。

・副作用の少なさ
一般的に漢方薬は副作用が少ないとされていますが、適切な使用が重要です。


〈デメリット〉
・効果までの時間
漢方薬の効果は西洋医学に比べて時間がかかる場合があります。すぐに効果を感じることができないため、継続して使用する必要があります。

・個人差
漢方薬の効果や反応には個人差があります。同じ漢方薬でも、個々の体質や症状によって効果が異なる場合があります。

・費用
漢方薬の処方は保険適用外の場合と、効果を感じれるまで長いこともあり費用がかかることがあります。

また、漢方を摂取する場合には医師との相談が重要です。専門家の指導のもとで正しい処方と使用法を確認しましょう。


2,更年期におすすめの漢方

更年期の症状の軽減をサポートする、おすすめの漢方をいくつかご紹介します。

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
更年期の神経症状や不眠症、ほてり、多汗症などに効果があります。

・四物湯(しぶつとう)
更年期の冷え性や貧血、頭痛、関節痛などに効果があります。

・柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
更年期のイライラや気分の落ち込み、頭痛、不眠症などに効果があります。

・大建中湯(だいけんちゅうとう)
更年期の動悸やめまい、胃腸の不調、不眠症などに効果があります。

・甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)
更年期のイライラやストレス、不眠症などに効果があります。


3,更年期、漢方との付き合い方

漢方と上手く付き合って、更年期の症状を軽減させましょう!

・専門家の指導を受ける
漢方薬を使用する前に、経験豊富な漢方医師や西洋医師と相談してください。適切な診断を受け、個々の症状や体質に適した漢方薬を処方してもらうことが重要です。

・正しい使用法を守る
漢方薬は正しい組み合わせと量で使用する必要があります。処方された用法に従い、過剰摂取や誤った組み合わせを避けてください。

・効果と副作用を理解する
漢方薬の効果と副作用を理解しましょう。効果が現れるまでに時間がかかる場合がありますし、一部の漢方薬には副作用や相互作用がある場合もあります。

・定期的なフォローアップ
漢方薬を使用している間は、定期的に医師とフォローアップを行い、症状の変化や薬の効果を評価しましょう。必要に応じて治療計画を調整します。

・継続的な健康管理
更年期症状だけでなく、全体的な健康管理にも注意を払いましょう。バランスの取れた食事、適度な運動、ストレス管理など、生活習慣の見直しも重要です。

4,おわりに

いかがでしたか?今回は、更年期における漢方について解説しました。
なるべく自然由来のもので更年期を緩和したい方や、病院なら処方される薬で副作用の出やすい方、一度漢方を検討してみてはいかがでしょうか?


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