見出し画像

更年期症状を緩和したいなら、腸内に潜む『カンジタ菌』を増やさないこと

タイトルを見て驚いたかもしれないが、実は、『 カンジタ菌 』は腸内にも存在している

そして、腸内環境が悪化するとカンジタ菌が暴走する😳この、カンジタ菌の暴走が更年期症状を悪化させるのだ

詳しくは後述するとして、まず、あなたもご存じの通り、日本人の2人に1人が『 大腸がん 』リスクをもっている

そして、日本では最も多いがんで、50歳代から急増する傾向にあり、食生活の偏かたよりや肥満、飲酒などが主なリスク要因となっている

大腸がんにかかる割合(罹患率りかんりつ)は年々増加しています。
2019年の統計では、年間約15万5000人が新たに大腸がんと診断され、男女合計では胃がんを抜いて日本でもっとも多いがんとなりました。

男女とも40歳代から増え始め、年齢を追うごとに罹患率が高まります。
増加の背景は、食生活の欧米化に伴う動物性タンパク質や脂肪分の摂りすぎ、運動不足、肥満、喫煙、飲酒などが挙げられます。

また、遺伝的な要因が関係していることもあり、家族性大腸腺腫症1)やリンチ症候群2)の家系の方では、大腸がんになる可能性が高いことが知られています。

オノオンコロジー 大腸がんはどんな人に多いですか?

2019年度の国立がん研究センターがん情報サービス「 がん統計 」( 全国がん登録 )によると、男性はおよそ10人に1人、女性はおよそ12人に1人が、一生のうちに大腸がんと診断されている( 2019年データに基づく累積罹患リスク )

そして、大腸がんは女性のがんによる死亡数の第1位

男性は28,080人、女性は24,338人の方が大腸がんで亡くなっているのだ(2021年)

生活習慣に関わる大腸がんのリスク要因として、運動不足、野菜や果物の摂取不足、肥満、飲酒などが挙げられ、この20年で大腸がんによる死亡数は1.5倍に拡大していて、生活習慣の欧米化( 高脂肪・低繊維食 )が関与していると考えられているのだ

生活習慣の乱れにより、日本人の腸内環境は最悪だ

そして、腸内環境が悪化することで『 更年期 』の症状も悪化することを知っている人は、どれくらいいるのだろうか

更年期という10年間で、あなたがまず行うことは

・『 まごわやさしい 』を意識した食事
・睡眠7時間の確保
・生活リズムを整える
・酒の量を減らす(空きっ腹にビールなどやめること)
・禁煙を心がける
・適度な運動を続けること

この手の情報は、SNSでも当たり前のように出てくる内容だが、


大半の人が『 続けることができない 』という問題がある

特に更年期と呼ばれる10年間は、子育てが終わり、子供が巣立ち、夫が定年退職をし、親の介護など、ライフサイクルが大きく変化する年代

自分の健康のために実行したいのだが、それが思うようにできず、罪悪感を感じて『 続けることをやめる 』人もまた多いのが現状である

家族のために『 自分のことは後回し 』にし、辛い更年期の症状を耐えている人も多いのだ

家族が『更年期』という時期がどのような時期なのかを知らない、理解していない

負のループに陥りやすい年代というところだろうか

夫婦の溝ができ、『 熟年離婚 』の原因も、互いのカラダのことを理解できず、我慢の限界が来ての離婚が多い( わたしのことだ )

互いのカラダのことを理解することで、『 熟年離婚 』を回避できると わたしは考える🤔

自分のカラダと向き合う大切な10年間だからこそ、あなたに伝えたいことがある

巷に出回る『 更年期 』症状を緩和する方法🤔を試しても、一向によくならないという声を聞く

実際のところ、人それぞれ『 更年期 』の症状が異なるため、すべての人にそれが当てはまるかどうかは別の話なのだ

実際わたしは、38歳で若年性更年期障害と診断され、『 食生活 』を整える生活を続けた結果、『 更年期 』症状が緩和された

食生活を正す=腸活と同じ


つまり、『 更年期 』症状を緩和する最善の方法は、『 腸内環境 』を整えることである

今日は、わたしが運営しているもう一つのオンラインスクール『 食と健康とオーガニック10講座 』の講座の1つを、今回『 更年期 』に当てはめて綴ってみたいと思う




▶︎カンジタ菌とは?


カンジタ菌とは、酵母菌の一種であり、通常は皮膚や口腔、消化器官、女性の膣などの粘膜表面に存在している

通常は健康な人の体内でバランスを保ちながら共生している菌で悪さをしないのだが、環境や体質の変化によって増殖し、感染症を引き起こすことがある

カンジタ菌は、温暖で湿潤な環境を好み、例えば、カラダの抵抗力が低下したり、抗生物質の使用によってカラダを守っている常在菌が減少したりすると、カンジタ菌が増殖する

一般的に、カンジタ菌は体のバランスが崩れることで症状を引き起こすことがあり、口内炎、白癬(白癬症)、膣カンジダ症などの感染症を引き起こす

冒頭の通り、この『 カンジタ菌 』は腸内にも存在している

一般的に、健康な人の腸内には微生物が多数存在しており、これらの微生物のバランスが腸内の健康に重要な役割を果たしていることはご存知の通りだが、この微生物の中には、カンジタ菌も存在している🤔

では、なぜ腸内にカンジタ菌が存在するのか🤔

✅自然な腸内生態系の一部:カンジタ菌は、健康な腸内生態系の一部として存在している。腸内の微生物は様々な種類があり、それぞれがバランスを保つ役割を果たしている。

外部からの摂取:カンジタ菌は、口や食道から摂取されたり、食品や環境から体内に取り込まれることがある。一般的に、カンジタ菌は口腔内や消化器官に存在し、腸内にも定着することがある。

環境からの暴露:カンジタ菌は、環境中に広く存在しており、日常的な暴露によって体内に入ることがある。例えば、カンジタ菌は大腸の粘膜や便中に存在している。

免疫系のバランス:健康な人の腸内では、免疫系や他の微生物とのバランスが取れており、カンジタ菌が増殖することは通常は問題にならないのだが、免疫機能が低下したり、他の微生物のバランスが崩れると、カンジタ菌が増殖する。

健康な人の腸内にはカンジタ菌が存在しているのだが、それが増殖して問題になるのは、他の要因が組み合わさった場合や体内のバランスが崩れた時に増殖し暴走するのだ


▶︎更年期世代の腸内環境は『カンジタ菌』が暴走しやすい


更年期世代は、腸内環境の悪化により『 カンジタ菌 』が増殖しやすい🤔

なぜ増えるのかについて、あなたは知っているだろうか

その理由を、以下に述べてみたいと思う

✅ホルモン変化:更年期に入ると、女性のホルモンバランスが大きく変化する。特にエストロゲンの減少によって、腸内の微生物バランスが影響を受ける。エストロゲンの減少は、『カンジタ菌』などの悪玉菌の増殖を促進する可能性があるということである。

免疫機能の低下:更年期に入ると、免疫機能が低下していく。免疫機能が低下すると、腸内の微生物のバランスが崩れやすくなり、有害な菌の増殖する可能性がある。例えば、免疫機能の低下によって、『カンジタ菌』に対する抵抗力が弱まり、増殖するリスクがある。

抗生物質の使用:更年期には、様々な健康問題に対する治療として抗生物質の服用が増える。抗生物質の使用は腸内の微生物バランスを乱し、腸内環境を荒らす。特に、『カンジタ菌』は抗生物質に対して耐性をもっている場合がある。

ストレスの増加:更年期には、身体的な変化や生活上のストレスが増加することで、腸内の微生物のバランスが乱れ、悪玉菌の増殖を促進する。例えば、ストレスによって免疫機能が低下し、『カンジタ菌』の増殖にもつながっていく。

腸内環境が悪化し『 カンジタ菌 』が増殖することで、さまざまな健康被害を引き起こす



▶︎『カンジタ菌』による更年期世代の健康被害について


更年期世代の腸内環境が悪化することで『 カンジタ菌 』が暴走するのだが、それによってどのような症状が引き起こされるのか🤔

以下にまとめてみた↓↓↓

ここから先は

2,850字 / 4画像
この記事のみ ¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?