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ダンジョン・ワールド・ガイド(3)
プレイの例この項は、私のキャンペーンからの引用だ。記憶に残っている実プレイを元にしているので、ルールと心得が実際に機能する様がうかがえるだろう。ムーヴの実際の運用、さらには本書のアドバイスを実プレイに投入する様子を確認して欲しい。サイドバーには説明と注釈がたっぷり付いているので、テキストを読む流れを遮られることなく理解を深めることができる。ちなみに、当然ながら全PCは名前がついていたが、この例に
ダンジョン・ワールド・ガイド(2)
カスタム・ムーヴカスタム・ムーヴを書くのは超楽しく、プレイヤーに素晴らしい楽しみをもたらしてくれる。ルールブックにはカスタム・ムーヴのガイドラインが記されているが、自作が苦手という人もいるだろう。なので、カスタム・ムーヴの使い方と、しっかり書く方法を見ていこう。既刊のd20のアドベンチャーには必ず、「DC15の感覚チェックにより次の情報が明らかになる…」みたいなことを記したサイドバーがあるのをご
ダンジョン・ワールド・ガイド(1)
『ダンジョン・ワールド』を読み理解しようとするなら、【INT】でダイス・ロール……
このガイドの中身と執筆理由これを読んでいるってことはたぶん、『ダンジョン・ワールド』を遊んでみたくてたまらないけど、ルールがピンとこないってことだよね。ま、読み終えるまでには、得心がいくと思うよ。そんでもって、最終的に「おー、これはすごい」な気持ちになってもらえれば言うことなし。だって、『ダンジョン・ワールド』は
ダンジョン・ワールド:長めのプレイ例
はじめにこの記事は『Dungeon World Guide version 1.2』の「長めのプレイ例」パートの訳になります。このガイドはファン作成のものですが、ルールブックの補完として非常に出来がよく、現在は公式サイトで配布されているほどです。
今回掲載する実プレイ部分も、示唆に富んでおり、よく書けてます。もちろん、著者のGMとしての方向性が随所に出ており、これが正解というわけではありません。そ
『ダンジョン・ワールド』のプレイスタイル
『ダンジョン・ワールド』は、参加者の会話がゲームの中核をなすTRPGです。
そんなのあたり前じゃないか、とお叱りを受けそうですが、この会話とゲームのルールとの関係が少し独特なのです。今回は抄訳を交えつつ、そのあたりの話を少しさせてください。
*イラストは『ダンジョン・ワールド』日本語版の表紙絵を描いてくださった鹿間そよ子さんによる下書きです。引き続き、クラスのイラストも依頼しておりますので、
『HP16のドラゴン』訳
以下は、「A 16 HP Dragon」の訳になります。
『ダンジョン・ワールド』では、データのやりとりよりも、参加者間で共有されている状況、行動、物語に重きが置かれます。そのためモンスターと戦うにせよ、目前のシチュエーションやモンスターが仕掛けてくることに、PCがどう応じるかが大切になってくるのです。
もともとはフォーラムに投稿されたテキストなのですが、その時点ではまだ『ダンジョン・ワールド』