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V6ほど解散後のファンを想ってくれるアーティストはいない。

解散発表以降、結局noteも全然書けずにいた。
現在「解散祭り」で時間がいくらあっても足りなくて(このことはまた別に書きます)気付いたらあと1週間。
V6が「私たちに残してくれようとしてるもの」について書き残したいと思います。

グッズではない、特別な記念アイテム

解散後に手元に届くパールネックレス「Timeless」
販売が終わったらサイトが閉じてしまうので、リンクでなく写真を貼りたかったけど、転載禁止なので、届いたら私物の写真を貼りたいと思いますw

これを見て、ファンじゃない方は「解散に乗じて儲けようとしてる」と思うかもしれないが、それは全くの見当違いである。

これは「V6が終わってもその絆がなくなることはない」という気持ちを、健ちゃんが「見える形」にして残してくれた愛そのもの。
企画からデザイン、各業者さんへの価格交渉まで、健ちゃんが関わってくれた、本当に特別なアイテムなんです。

愛情の象徴であるパール。自然に使えるアクセサリー。
そういうコンセプトだから本真珠(本物)でなくては意味がない。でも高額過ぎては欲しい人の手に届かない。本当は18Kにしたかったけど、価格の関係で10Kにしたと、彼が制作過程の話をしてるのを聞いて、この人はどれだけの時間と労力を私たちに使ってくれてるんだろう?と涙が出ました。

そしてパールネックレスというチョイスも、一緒に歳を重ねてきた…ざっくり言えばおばさんでも(笑)使えるアイテムというところが、ほんとにファンのことを良くわかってるなぁと感心しきりである。

予告もなく突然現れた「V-Land」

「今まで支えてくれたファンの皆さんに何か残せないか6人で話し合ってきました」と始まるメッセージと共に発表された仮想空間アプリ「V-Land」。

嬉しいけど、V6は突然新しいことをやるから心臓に悪い(笑)
プレイステーション(初期型)のソフトを発売したときも慌てたし、ジャニーズの写真がWeb上では掲載禁止だった時代に、メンバーとの恋愛シュミレーションアプリを発表したときも驚いた。

そして解散コンサートが終わる11月1日22時にOPENするという「V-Land」。最後の最後までサプライズが過ぎる…泣いていいのか笑っていいのか。

おばさんには準備期間が必要というところまで計算済みかw

正式OPENは11月1日だが、10月18日プレオープンとしてLandは解放されている。あくまでプレオープンなので、数枚の写真以外に特にコンテンツはない。でもこのプレオープンはとても重要なのだ。おばさんは新しいアプリの操作を覚えて使いこなすまでに時間がかかるのである(笑)

たまアリのコンサートの際、健ちゃんがMCで自分もV-Landに入って遊んでると言っていた。ほんとそーゆーとこなんですよ三宅さんw
いつもファンが何を求めていて何に喜んでいるか、ファンの一番近くで全部見てくれている。

それを専属スタッフではなく、発信者本人がやるということが、どれだけ大変なことかというのは私のような素人でも分かる。
健ちゃんには最後の最後まで本当に感謝しかない。

では「V-Land」とは本当のところ何なのか

ここからは完全に私個人の見解です。

解散とは間違いなく「失う」ことであり、次へのステップだとどんなに言い聞かせたところで、正直私たちの心にあるのは未来よりも「喪失感」だ。

もちろんTwitterを開けば同じように泣いてる仲間はたくさんいる。
だけど、悲しい悲しいとリプしあっても空しさは変わらないし、どんなに嘆いても私たちの居場所はもう無い。
そんな私たちに「まだここに居ていいよ」という場所。
それが「V-Land」なのではないだろうか。

解散してなお、「V-Land」の中では新しいコンテンツが発表される。
リアルタイムでないと、彼らはもうすでに解散してることを承知した上で受け取るコンテンツである。

失恋と同じように、自分の心を整理して落ち着かせて、日常を取り戻し次に踏み出すまでには時間が必要だ。
その「時間」を過ごせる場所を作ってくれたのだと私は解釈した。

会話が出来ないのが逆に良い

プレオープン中の今、たくさんのアバターが空間を浮遊している。
私もほぼ毎日、赤か紫で入っていますw

同じ色(同担)がたくさん集まったり、6色(全担当)が揃うとテンション上がるし、会話の代わりに、みんなでそろえてハートやウチワ、ペンライトなどのアイテムを連打して遊んでいます(笑)

最初は会話が出来ないのがもどかしかったけど、無いから平和な優しい世界なんだなと数日使って思いました。そこにいるのがどこの誰か分かる必要はなくて、そこにいる時点で同じV6を愛する仲間なわけで、それだけで十分なのだ。いつか卒業しなきゃいけないその仮想空間で時間を共にする皆さん、私はまだしばらく卒業できそうにないので、よろしくお願い致します。

V6のファンは幸せ者

言い出したらこれだけじゃないんですけどね(笑)
自分たちがいなくなった後のことなんて、正直どうでもいいと思うんですよ。自分が会社辞めるときを思い出しても、部下の抱えてる問題とか、面倒なクライアントの対応とか「大丈夫かな…」とは思ったし、心配ではあったけど、じゃあ何かしたか?と言ったら、何もしていない。思っただけ。
でもそれが普通だと思うんですよね。

彼らのように、残された人の喪失感や居場所のことまで考えて、アプリ開発とかします?しかもファンクラブ会員用ですよ?
外部の多くの人々から評価されることもない。

その上コンテンツ用の動画制作とかアプリの管理だって必要だし、作るまでも、作ってからも、そのあとも膨大な人とお金が動くわけです。
正直彼らにメリットは少ない。

それでもこれを実現してくれたのは、ほんともう愛でしかない。

ファンのファンです

20周年のコンサートの時、嵐がバックで踊ってくれたんですが、その準備として当時のジュニア振付を探す必要があった。そこで当時の映像を大勢のV6ファンが嵐に提供してくれたという話を松潤がしていて、そのとき坂本くんが「ファンのファンになっちゃうよね」と言って笑われてましたがw

私たちファンも同じで、V6のファンが大好きなんです。
とにかく「みんなで楽しくみんなで幸せに」という人たちばかりで、本当に温かい。「自分が自分が」という人がいない。
V6のコンサートほど幸せな気持ちで安心できる場所はない。
他のグループのコンサートに何度か行ったこともありますが「ああVコン行きたいな…」って思った(笑)

いつからか忘れましたが、V6のコンサートが終わると、アリーナの人たちは落ちてる銀テープを拾って、ロビーに置いていくんです。
もちろん自分の分は持って帰りますが、全部は持って行かない。
そしてロビーに置かれた銀テープを、2階席や1階席の銀テープが届かない場所にいた人たちがもらっていく。
できるだけみんなで思い出を共有できるように。

以前Twitterで、その銀テを全部持って帰って自慢していた方(他グループのファンの方でした)がいて、めちゃめちゃ叩かれてましたけど、これも誰がいいとか悪いとかでなく、住んでる世界の違いなんですよね。
多分彼女の世界では取ったもん勝ちが普通なので、悪気はないんです。

そんなわけで、私はV6もV6のファンも大好きで、その人たちがいちばん幸せになれるコンサートという空間が大好きで。
だからもう、このままジャニーズは卒業かな。
いちばん美しい状態で宝箱に閉まった思い出は、大切に保管したい。

思い出にできるまでにはまだまだ時間がかかりそうなので、当面は「V-Land」に生息したいと思います(笑)

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