見出し画像

解剖学実習(2004年)日記:6日目(8月26日)

アメリカ解剖学実習のレポートです。

5日目はこちら

解剖実習の後半、さすがに少々疲れがでてきたようです。
短い期間でたくさんの知識をギュッとつめこんでいますから。

Thursday 26th August, 2004
朝は晴れ。昼間に少し雨が降ったけどだんだんましになってきた。

今日は朝から眠くて不安だった。
私は腋窩を解剖、もう一つにチームは頚部を解剖。
腕n. 叢はn. がいっぱいで覚えきれない というかすぐに忘れる。
でも解剖した左側だったらまだ思いだせそうだ。

日に日に献体に対して積極的にさわるようになってきたと思う。慣れというのはすごい。

帰りのバスの中でロシア人のおじさんにプラムをもらった。最初はあやしいなーと思ったけど、食べたらおいしかった。
おじさんがバスを降りてから彼がロシア人だということがわかった。もっと早くわかってたらロシア語でThank you言ったのになー。
Спасибаだったかな。До свиданияって言っていたみたい。

明日はいよいよカイロの治療をうける。カルテをざっとみたけど、たくさん読むところがあってけっこう大変だった。
明日もまた問診がたくさんあるらしい。

明日の準備
カルテ記入

解剖の話はほとんど、なし。
そろそろ連日の詰め込みで疲れが出てきた頃でしょうか。
腋窩(えきか・わきの下)、腕神経叢(わんしんけいそう)はフクザツすぎて日記に書ききれなかったものと思われます。別の実習ノートにはたくさん文字と図が書かれていました。

この日のビックリは、なんと…見知らぬおじさんにプラムをもらって食べた、だと?! おそロシア、じゃなかった、恐ろしや。いったいぜんたい、どういう状況だったのでしょうか。。
このおじさん、バスを降りるときに
じゃ、また~、さようなら【До свидания (ダスヴィダーニャ)】
と、言ったとか言わなかったとか……

解剖実習とは全く関係ありませんね。
翌日のカイロプラクティック治療のため、カルテを記入しなければいけなかったようです。全部、英語。。。
コピーが残っていたので、こちらに貼っておきます。
このほかにも、同意書だとかポリシー、個人情報を記入するフォームなどなど、全部で10枚くらいありました。ふー、これを全部読んでからでないとダメ、ってのは大変です。


こづかい帳

lunch $2.50
dinner $25.00 + $8.00

シンプル。食事代のみ。
dinnerの+$8.00-は、前日だれかに借りてたのしら。

さていよいよ、翌日は本場アメリカ(!)のカイロプラクティック治療体験と、実習最終日です。


よろしければサポートお願いします!いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!