玄米こうじで甘酒づくり
今年はなんどかチャレンジしている甘酒づくり。
乾燥米こうじを買ってきて、自宅で炊いたお米と一緒に混ぜて作っている。たしか昨年の終わりごろは、すでにできあがっている甘酒(のもと)を買ってきて、飲んで(食べて)いた。身体にいいなら継続していきたいよね、自宅で作れるなら自分で作ったほうがいいよね、ということで、作っては食べ、作っては食べ、しているうちに常備するようになっていた。
いくら身体に良いからっていっても、毎日はさすがに…(食べすぎ?)
と思っていた時期もあったけど(作るのが面倒に感じたり)、自分で作っていると分量は把握できており、許容範囲だなと思えたので続けている。
試行錯誤のすえ、一度に作る量はこの分量におちついた。
これを夫婦二人で1週間から10日くらいかけて消費する。1日1回、摂る量は、ショットグラスに1杯分くらい。テーブルスプーンで2~3すくい。
米でしょう? 毎日スイーツ食べてるわけじゃないんだから。
まぁ、アリでは。
***
300g入の乾燥米こうじは常に1袋は常備していて、「封を切ったら新しいものを買う」を繰り返していたのが、この2週間ほど、スーパーで品切れが続いてしまった。自宅の在庫は底をついた。
スーパーで空っぽの棚をみて、店員さんに聞いてみたところ、常に入荷はしているとのこと。
「明日の朝、入ってきます」
と言われたが、次にわたしたちがこの店にくるのは1週間後だ。
また、売り切れていて、ないかも…。
他のお店も見て回ったが、乾燥「ばら」こうじ(=常温OK)の取り扱いがないお店も多く。板状になったものはあるのだけれど、楽したいので「ばら」になっているもののほうが……。(贅沢はいけませんね!)
そんなことを言っているうちに、あるお店で「玄米こうじ」を発見。
▼こちらの商品
そうかー!!
白米じゃなくて玄米か。
知りませんでしたよ!
試しに一度買ってみることに。
さっそく、甘酒を作ってみました。
米こうじは「玄米」だけれども、使うごはんはやっぱり「白米100%」で試してみた。できあがりは、まずまず。
少し違いはあったけど、きちんと甘さも出ておいしくできました。
白米の米こうじとの違い
同じように甘酒はできたけれど、やっぱり少しは違いがありました。思いつくままに挙げてみようと思います。
◎白米よりは玄米のほうが、水分をあまり吸わない気がする
炊いたお米(お粥に近い)に混ぜたあと、保温しているうちに、米こうじがギュギュっと水分を吸って全体にパラパラっとした感じになるのが、玄米こうじの場合はあまり吸わなかったかな。
結果、しばらく置いてもまださらっとしたお粥状態。
炊いたごはんでチャーハンをつくるときに、玄米のほうがパラパラっとした仕上がりになるのにたいして、白米のほうは水分が多くてべちゃっとしやすい、みたいな違い。
次回からは、少し水分量を調整する必要があるかも。
もしくは、米こうじを使う前に水分を吸わせておくか、粒をつぶす(orかくはんする)か、してみるとか? 工夫の余地あり。
◎玄米のほうが、噛みごたえがある
できあがった甘酒。玄米の米こうじは、それ自体に色がついているというのもあるけれど粒が形のまま残っているのがよくわかる。かみごたえのある仕上がり。飲むというよりは、食べる、かな。
こっちのほうが身体にはよさそう。白米のこめこうじで作った甘酒も、わたしは「飲む」よりも「食べて」はいたけれど、玄米のこめこうじで作った甘酒はさらにそれがはっきりとする感じ。
◎玄米独特の香りがする
あたりまえっちゃ、あたりまえなのだけれど、玄米どくとくの香ばしい香りがするのも、特徴かなと。わたしは好きだな。
◎甘さが控えめ?
ほんのわずかだけれど、甘さが控えめな気が。ただ、これは毎回作るたびに少しずつ出来上がりにはばらつきができてしまうので、そのせいなのかもしれない。次回また同じ条件でつくってみないことには比較しようがないかも。
で、白米と玄米、どっちがいい?
「白米のこめこうじ」と「玄米のこめこうじ」どちらがいいか。
甘さがより強く出るのが「白米」と、甘さ控えめで香ばしさがあるのが「玄米」
なめらかな(粒がすくない)「白米」と、粒々が残る「玄米」
普通の炊いたごはんと全く同じこと、でした(笑)
よく噛んで食べることができるなら、玄米のほうが栄養もあって身体には良いかな。白米の食べやすさも、よいところ。ただ、白米の場合は血糖値が急上昇しやすい、とか言われちゃうのかな。
300g入りの玄米こうじだったので、残り半分は、炊いた玄米100%で作ってみようかな。より濃い味になりそう。
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