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幸せの黄色いボトル

昨日ちょっと驚くことがあった。
いつものようにnoteに投稿をして、フォローさせていただいている方の投稿もさらっと読んでいた。おぉっと…。
どこかで見たことのある写真が。

わたしは以前、ネットワークビジネスをしていた。していた、うちに入るのか分からないくらい、少しだけ関わっていた。あえて社名は出さないけど、黄色いボトルのアロエベラジュースをあつかっている会社である。

ことの発端は、同業の先生から、整体院に新しいメニューを加えませんか、とお誘いを受けたこと。ようは、ダイエットコースを作ってそこでサプリメントを販売するのだが、そこで扱う商品をネットワークビジネスの会社から仕入れていたのだった。

ネットワークビジネス、MLM(マルチレベルマーケティング)などと呼ばれることが多いが、ねずみ講ではないから、違法なことではない。でも、なんだかんだといろいろあって、今はやめてしまった。(厳密には登録はまだギリギリ残っているから再開しようとおもえばできる)

あのとき~していたら、~しなかったら…
のような「たられば」は嫌なので、いまはあまり詳しくは書かないけど、なんていうか思いだすといろんなことがありすぎて、昔の自分にツッコミを入れたいことがたくさんある。自分自身を振り返る意味も含めて、いつかはこのことも書いてみたいけど、膨大な量になりそうなのでいったん今日のところは詳細は省く。


たまたま目にした投稿で、アロエベラジュースを思いだし、その後、たまたまLINEを開くことがあってこれまたビックリ。ひさしぶりの方からメッセージが来ていた。

わたしのLINEは登録した公式アカウントからのお知らせを受け取る専用になっていて、個人的なやり取りはほぼゼロに近い。

ごくまれに、LINEグループでみんなが盛り上がっているのを、1週間くらい経ってから発見して会話に乗り遅れる。個人的にメッセージを送ってくる友人はいない。LINEに限らずスマホアプリの通知はことごとくOFFにしているので、わざわざアプリを開かないとメッセージが届いていても気がつくことはない。そんなほぼ死んでるわたしのLINEにメッセージが届いていた。

数年前に会ったきり、一度も連絡をしていなかった知人。仕事で知り合った方なのだけれど、その仕事というのがさきほどのネットワークビジネス。メッセージが送られてきたのは数時間前。やるじゃん、わたし。1週間未読スルーしなくてよかった。

LINEメッセージの内容はともかく、彼女がまだ元気にしていることを知って嬉しくなった。まだアロエベラジュースを売っているのだろうか。


昔の記憶をたどってみる。
10年ちかく前、2013年11月、わたしはそのアロエベラジュースの会社のイベントで本社(アメリカ、アリゾナ州)へ行った。詳細は省略するが、アメリカ本社とアロエベラジュースを作っている工場見学やアロエベラ畑を見学した。それだけではなく、ついでにフロリダ州のディズニーリゾートへも遊びに行った。いろいろ贅沢な旅をさせてもらった。


スコッツデールの本社にてセミナー
アロエベラ畑(ここは見学用なので、実際にここのアロエがジュースになっているわけではなさそう)


黄色いボトルが次々と流れていく様子に圧倒された
アロエベラの加工工場

フロリダで泊まったホテル。クリスマス前でいたるところにクリスマスツリーがあった。

これはたしか、ディズニーリゾートで、よるのイルミネーション。

これだけ、楽しい思い出を作ってもらったのだけれど
今はもうこの会社の製品を「お伝え」する活動はやめてしまった。

ネットワークビジネスの会社はいろいろあって、中には悪質な会社もあるときく。最近だと某A社が取引停止処分を受けたなどというニュースも目にしたが、まぁ、、あるんだろうなぁ、という感じ。
わたしが関わっていた会社は、本当に良い会社だと思うし、扱っている製品(アロエベラジュース)もとても質の良いものだと思っている。
が、わたしはやめた。

理由はいろいろあるけど、わたしには合わなかったな、と思ったから。
ビジネスって、ネットワークビジネスだけじゃない。どんなに頑張っても、けっきょく一番儲かるのは、製品を作っている会社なのだから。悪いことではないと思う。けどわたしは違うなぁ~と思っただけ。
アロエベラジュースは身体にも良いと思う。
けど、それがないと健康になれないみたいな考えに偏るのはおかしいと思うし、けっきょくお金のためにそれを人に「お伝え」する(=売る、という表現はあまり好まないみたい)のは、気が進まなかっただけ。

東日本大震災の直前にアロエベラジュースに出会って、その後なんやかんやで離婚したり引っ越ししたりと苦しかった時代を象徴するのが、アロエベラジュースだったなぁ…と、そんなことを思った昨日でした。


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