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あと何日一緒に時を過ごせるんだろう

最近こんな不安に駆られている

“あと何回私は母に会えるんだろう”

“あと何日、何時間母と過ごせるんだろう”

そんな漠然とした不安に駆られる

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母は前期高齢者で、身体も弱い

離れている分、日常の変化は気づけないし
支えることができない

離れていてもしてあげられることってなんだろう

母からたわいもない連絡がくる
「サボテンが咲いたよ」

実家のサボテンの花が送られてきました

他にも「いちご狩り行ったよ」
って報告してくれる

母は母親でありながら
友のような存在であり
一緒に暮らしていた時はカフェに行ったり
温泉に行ったり、買い物に一緒に行ってた

そんな母を失う怖さが近年心の中にあり
実家を離れた

近くにいて失ったら、もう私は…

大切な人を失う悲しさ、恐怖、やりおせなさを知っているから

怖かった
ただ怖くて

大切な人を近くで失う怖さ、怖い

できることが分からなかったから
何でも欲しいものあげるから言ってと言ったら

帆立がほしいって
その日には帆立をポチって買ってた


離れても母は大切な人だ

ありがとう

今までもこれからもよろしくね


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この記事を書いた後、
お昼に母から電話がかかってきた

こんな時間に電話がかかってくる?
少し怖さがあった

折り返して電話をすると
私が母にかけているがん共済の話をされた

『うん?なんでがん共済の話??』

そしたら結石があり、尿に血が混じり病院に行ったら手術で摘出することになったという

「お医者さんにがんだって言われたような」

「ようなって何?!お医者さんにしっかり確認しないと」

「結果が分かったら連絡しようと思ってたの、離れてるからね心配かけちゃ悪いと思って」

そんなこと言われなくても数日前から心配しとったわ😕

それを聞いた時色んな気持ちが湧いてきた

“なんでもっと早く言ってくれなかったの”
“なんで早く病院行かなかったの”という憤りと
“無事でよかった”という安堵感
そばにいてあげられないやりおせない気持ちが降りかかった

久しぶりに心臓がキュッと苦しくて
涙ポロポロ出てきた


いやだ

まだ母と一緒に行きたいところあるし
連れて行きたいところもある

こわい怖い恐いコワイ


お父さん連れて行かないでね

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